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ジェノトロピンゴークイック注用 のソース :: 医療 Wiki

illness:ジェノトロピンゴークイック注用のソース

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*ソマトロピン(Somatropin)遺伝子組換え(genetical recombination) [#a0139273]
''遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤''
-ジェノトロピンゴークイック注用 (製薬会社:ファイザー株式会社)

**作用と効果 [#x2926f06]
 成長ホルモン分泌不全性低身長症ほか
下垂体前葉ホルモンの一つ成長ホルモンで、成長を促進する作用があります。 通常、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症、ターナー症候群、プラダーウィリー症候群における低身長、SGA(small-for-gestational age)性低身長症を改善します。
 成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限ります)
下垂体前葉ホルモンの一つである成長ホルモン剤で、たん白同化作用、脂質代謝作用、抗ナトリウム利尿作用などにより、成人成長ホルモン分泌不全症における体組成異常(体脂肪率の増加、筋肉量の低下など)や脂質関連マーカー異常を改善します。 通常、成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限ります)の治療に使用されます。
 慢性腎不全
下垂体前葉ホルモンの一つ成長ホルモンで、成長を促進する作用があります。 通常、骨端線閉鎖を伴わない慢性腎不全における低身長を改善します。
**用法・用量 [#ta23d505]
 成長ホルモン分泌不全性低身長症ほか
-骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症
通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.175mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、6~7回に分けて皮下に注射します。 
-骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群
通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.35mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、6~7回に分けて皮下に注射します。
-骨端線閉鎖を伴わないプラダーウィリー症候群
通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.245mgを6~7回に分けて皮下に注射します。 
-骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症
通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.23mgを6~7回に分けて皮下に注射します。効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量され、6~7回に分けて皮下に注射します。 本剤は1カートリッジ中に主成分12.0mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。

 成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限ります)
通常、開始用量として、1週間に体重kg当たり主成分として0.021mgを6~7回に分けて皮下に注射します。臨床症状に応じて1週間に体重kg当たり0.084mgを上限として漸増され、1週間に6~7回に分けて皮下に注射します。なお、注射量は臨床症状および血清インスリン様成長因子-I(IGF-I)濃度などの検査所見に応じて適宜増減されますが、1日量として1mgを超えてはいけません。本剤は1カートリッジ中に主成分5.33mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。
 慢性腎不全
通常、1週間に体重kg当たり主成分として0.175mgを6~7回に分けて皮下に注射しますが、注射開始6ヵ月後以降、増量基準に適合した場合は0.35mgまで増量されることがあります。本剤は1カートリッジ中に主成分12.0mgを含有します。必ず指示された方法に従ってください。
***注意事項 [#n8c6c764]
--注射する部位は毎回変更してください。
--注射針を刺したとき、激痛を感じたり、血流が逆流するのをみた場合は、すぐに針を抜き、部位を変えて注射してください。
--JIS T 3226-2に適合するA形(型)専用注射針を使用してください。
--感染症の原因となるおそれがあるので、1本の本剤を複数の人で使用しないでください。
--注射を忘れた場合は、気がついた時に1回分を注射してください。
--絶対に2回分を一度に注射してはいけません。なお、注射を忘れたことを担当の医師に伝えてください。
--誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。
--医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

**副作用 [#h6c7b6bf]
主な副作用として、浮腫、筋脱力、感情不安定、無気力・集中力低下、関節痛、湿疹、発疹などが報告されています。

***稀な副作用 [#r0968f07]
-痙攣
筋肉が発作的に収縮する
-甲状腺機能亢進症
発汗、体重減少、脈拍数の増加
-ネフローゼ症候群
全身の著明なむくみ、尿量減少、呼吸困難
-糖尿病
口渇、多量の水を飲む、疲れやすい



//**ジェネリック医薬品
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