2: 2015-05-30 (土) 15:59:58 seriza[6] [7] | 3: 2017-09-24 (日) 20:21:26 kondo[8] [9] | ||
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**用法・用量 [#q3cee530] | **用法・用量 [#q3cee530] | ||
- | -胃潰瘍、十二指腸潰瘍 | + | -胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger‐Ellison症候群 |
- | 通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用しますが、症状により1日1回2錠(20mg)に増量されることがあります。服用する期間は胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までです。 | + | 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 |
-逆流性食道炎 | -逆流性食道炎 | ||
- | 通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用しますが、症状により1日1回2錠(20mg)に増量されることがあります。 | + | --治療 |
- | 服用する期間は8週間までです。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎では、1回1錠(10mg)または2錠(20mg)を1日2回、さらに8週間服用します。ただし1回2錠(20mg)1日2回は重度の粘膜傷害がある場合のみです。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎では1日1回1錠(10mg)を服用します。 | + | 逆流性食道炎の治療においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与するが、病状により1回20mgを1日1回経口投与することができる。 |
+ | なお、通常、8週間までの投与とする。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合、1回10mg又は1回20mgを1日2回、さらに8週間経口投与することができる。ただし、1回20mg1日2回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る。 | ||
+ | |||
+ | --維持療法 | ||
+ | 再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。また、プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては、1回10mgを1日2回経口投与することができる。 | ||
-非びらん性胃食道逆流症 | -非びらん性胃食道逆流症 | ||
- | 通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用します。服用する期間は4週間までです。 | + | 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mgを1日1回経口投与する。なお、通常、4週間までの投与とする。 |
- | -ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 | + | |
- | 通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)をアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンと同時に1日2回、7日間服用します。この除菌治療が不成功の場合には、1回1錠(10mg)をアモキシシリン水和物、メトロニダゾールと同時に1日2回、7日間服用します。 | + | |
- | いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。錠剤はかんだり、くだいたりせず飲みくだしてください。 | + | -低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 |
+ | 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回5mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は1回10mgを1日1回経口投与することができる。 | ||
- | 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。 | + | -ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 |
+ | 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。 | ||
+ | なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。 | ||
+ | プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。 | ||
**副作用 [#h45e66ac] | **副作用 [#h45e66ac] | ||
Line 30: | Line 38: | ||
- | ***稀な副作用 [#qd7fa97b] | + | ***重大な副作用 [#s442154a] |
-ショック、アナフィラキシー様症状 | -ショック、アナフィラキシー様症状 | ||
呼吸困難、じんま疹、めまい | 呼吸困難、じんま疹、めまい | ||
Line 47: | Line 55: | ||
-横紋筋融解症 | -横紋筋融解症 | ||
筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 | 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿 | ||
+ | |||
+ | ***その他の副作用 [#pe8a090e] | ||
+ | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| | ||
+ | |血液及びリンパ系障害|-|白血球減少、白血球増加、好酸球増多、貧血|赤血球減少、好中球増多、リンパ球減少|-| | ||
+ | |肝臓|-|AST(GOT)、ALT(GPT)、Al‐P、γ‐GTP、LDHの上昇|総ビリルビンの上昇|-| | ||
+ | |肝胆道系||||| | ||
+ | |腎臓||||| | ||
+ | |泌尿器||||| | ||
+ | |生殖系及び乳房||||| | ||
+ | |精神・神経系|-|頭痛|めまい、ふらつき、眠気、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、失見当識|せん妄、昏睡| | ||
+ | |神経系||||| | ||
+ | |感覚器||||| | ||
+ | |眼||||| | ||
+ | |耳||||| | ||
+ | |循環器 心臓|-|血圧上昇|動悸|-| | ||
+ | |血管||||| | ||
+ | |呼吸器||||| | ||
+ | |消化器|-|便秘、下痢、腹部膨満感、嘔気、口内炎|腹痛、苦味、カンジダ症、胃もたれ、口渇、食欲不振、鼓腸|舌炎、嘔吐、顕微鏡的大腸炎(collagenous colitis、lymphocytic colitis)| | ||
+ | |皮膚・皮下組織系||||| | ||
+ | |過敏症|-|発疹、そう痒感|蕁麻疹|-| | ||
+ | |下垂体・副腎皮質系||||| | ||
+ | |免疫系||||| | ||
+ | |代謝及び栄養||||| | ||
+ | |内分泌||||| | ||
+ | |筋骨格系及び結合組織障害||||| | ||
+ | |全身||||| | ||
+ | |感染症||||| | ||
+ | |投与部位||||| | ||
+ | |抵抗機構||||| | ||
+ | |その他|-|総コレステロール・中性脂肪・BUNの上昇、蛋白尿、血中TSH増加|かすみ目、浮腫、けん怠感、発熱、脱毛症、しびれ感、CK(CPK)の上昇|目のちらつき、関節痛、筋肉痛、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房| | ||
+ | |臨床検査||||| | ||
**ジェネリック医薬品 [#l76233b3] | **ジェネリック医薬品 [#l76233b3] | ||
- | -ラベプラゾールNa錠 (製薬会社:ファイザー株式会社) | + | -ラベプラゾールNa錠 |
- | -ラベプラゾールNa塩錠 (製薬会社:Meiji Seika ファルマ株式会社) | + | -ラベプラゾールNa塩錠 |
- | -ラベプラゾールNa塩錠 (製薬会社:沢井製薬株式会社) | + | -ラベプラゾールナトリウム錠 |
- | -ラベプラゾールNa塩錠 (製薬会社:株式会社陽進堂) | + | |
- | -ラベプラゾールナトリウム錠 (製薬会社:シオノケミカル株式会社) | + | |
- | -ラベプラゾールナトリウム錠 (製薬会社:大洋薬品工業株式会社) | + | |
- | -ラベプラゾールナトリウム錠 (製薬会社:ゼリア新薬工業株式会社) | + | |
- | -ラベプラゾールナトリウム錠 (製薬会社:テバ製薬株式会社) | + | |
- | - (製薬会社:) | + |
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