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バリキサ錠 のバックアップの現在との差分(No.2) :: 医療 Wiki

illness:バリキサ錠 のバックアップの現在との差分(No.2)

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2: 2016-08-27 (土) 16:23:45 seriza[6] ソース[7] 現: 2024-03-07 (木) 17:54:01 kondo[8] ソース[9]
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''抗サイトメガロウイルス化学療法剤'' ''抗サイトメガロウイルス化学療法剤''
-バリキサ錠 (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社) -バリキサ錠 (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社)
 +-バリキサドライシロップ (製薬会社:田辺三菱製薬株式会社)
**作用と効果 [#s16a1644] **作用と効果 [#s16a1644]
-下記におけるサイトメガロウイルス感染症 
- 
-後天性免疫不全症候群 
-臓器移植(造血幹細胞移植も含む) 
-悪性腫瘍 
臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制 臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制
 +-製剤共通
 +--下記におけるサイトメガロウイルス感染症
 +---後天性免疫不全症候群
 +---臓器移植(造血幹細胞移植も含む)
 +---悪性腫瘍
 +--臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制
 +-ドライシロップ
 +症候性先天性サイトメガロウイルス感染症
**用法・用量 [#k875214b] **用法・用量 [#k875214b]
--サイトメガロウイルス感染症の場合+ 
 + 
 +-サイトメガロウイルス感染症
--初期治療 --初期治療
通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日2回、食後に経口投与する。 通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日2回、食後に経口投与する。
 +
--維持治療 --維持治療
通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日1回、食後に経口投与する。 通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日1回、食後に経口投与する。
--臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制の場合+-臓器移植(造血幹細胞移植を除く)におけるサイトメガロウイルス感染症の発症抑制
通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日1回、食後に経口投与する。 通常、成人にはバルガンシクロビルとして1回900mgを1日1回、食後に経口投与する。
 +通常、小児にはバルガンシクロビルとして次式により算出した投与量を1日1回、食後に経口投与する。ただし、1日用量として900mgを超えないこと。推定糸球体ろ過量が150より高値の場合は150を用いること。
 +
 +投与量(mg)
 +=7×体表面積(m2)×推定糸球体ろ過量(mL/min/1.73m2)
 +
 +-症候性先天性サイトメガロウイルス感染症
 +通常、新生児及び乳児にはバルガンシクロビルとして1回16mg/kgを1日2回、経口投与する。
 +
**副作用 [#v98a818b] **副作用 [#v98a818b]
Line 29: Line 44:
-***稀な副作用 [#idd6dbe4+***重大な副作用 [#zbc1fe81
--骨髄抑制、汎血球減少、再生不良性貧血、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少+-白血球減少、骨髄抑制、汎血球減少、再生不良性貧血、好中球減少、貧血、血小板減少
貧血症状、発熱、鼻や歯ぐきからの出血 貧血症状、発熱、鼻や歯ぐきからの出血
-血小板減少に伴う重篤な出血(消化管出血を含む) -血小板減少に伴う重篤な出血(消化管出血を含む)
Line 38: Line 53:
-膵炎 -膵炎
急激な上腹部痛および腰背部の痛み、発熱、吐き気 急激な上腹部痛および腰背部の痛み、発熱、吐き気
--敗血症などの骨髄障害および免疫系障害に関連する感染症+-深在性血栓性静脈炎 
 +-痙攣、精神病性障害、幻覚、錯乱、激越、昏睡 
 +-敗血症等の骨髄障害及び免疫系障害に関連する感染症
ふるえを伴う急激な高熱、関節痛、筋肉痛 ふるえを伴う急激な高熱、関節痛、筋肉痛
-**ジェネリック医薬品 [#sdb40427+***その他の副作用 [#dcef8578] 
-- (製薬会社:)+|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):-|BGCOLOR(#dcdcdc):5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| 
 +|血液及びリンパ系障害|-|-|-|低色素性貧血、好酸球増多、白血球増加症、リンパ節症(lymphadenopathy)、脾腫| 
 +|肝臓|-|-|AST(GOT)上昇・ALT(GPT)上昇・Al -P上昇・LDH上昇等の肝機能障害、黄疸|肝炎、胆管炎| 
 +//|肝胆道系||||| 
 +|腎臓|-|-|-|頻尿、尿路感染、血尿| 
 +//|泌尿器||||| 
 +//|生殖系及び乳房||||| 
 +|精神神経系|-|-|-|頭痛、不眠症、眩暈、神経障害、異夢、傾眠、鎮静、思考異常、異常感覚、健忘症、緊張亢進、歩行異常、不安、多幸症、情緒不安、運動失調、運動過多、振戦、せん妄、性欲減退、ミオクロヌス、躁病反応、うつ病、神経質、精神病| 
 +//|神経系||||| 
 +|感覚器|-|-|副鼻腔炎|弱視、網膜剥離、網膜炎、失明、眼痛、結膜炎、緑内障、霧視、眼出血、視覚障害、硝子体混濁、味覚倒錯、耳痛、耳鳴、難聴| 
 +//|眼||||| 
 +//|耳||||| 
 +//|錐体外路症状||||| 
 +|循環器 心臓|-|-|-|不整脈、高血圧、低血圧、片頭痛、静脈炎、頻脈、血管拡張| 
 +//|血管||||| 
 +|呼吸器|-|-|咳嗽|湿性咳嗽、鼻咽頭炎、上気道感染、呼吸困難、肺炎、気管支炎、ニューモシスティスカリニ肺炎、胸水、副鼻腔うっ血| 
 +|消化器|-|-|下痢、悪心、嘔吐、上腹部痛|腹痛、口腔カンジダ症、アフタ性口内炎、潰瘍性口内炎、嚥下障害、舌障害、食道炎、食欲不振、食欲減退、おくび、消化不良、口渇、胃炎、胃腸障害、腹部膨満、鼓腸放屁、便秘、便失禁| 
 +|皮膚・皮下組織系||||皮膚炎、寝汗、脱毛、皮膚乾燥、斑状丘疹、ざ瘡、発汗、剥脱性皮膚炎| 
 +|過敏症|-|-|発疹、そう痒|光線過敏性反応、蕁麻疹| 
 +//|下垂体・副腎皮質系||||| 
 +//|免疫系||||| 
 +//|代謝及び栄養||||| 
 +//|内分泌||||| 
 +|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|CK(CPK)上昇|関節痛、両下肢痙直、筋肉痛、筋無力症、背痛、骨痛| 
 +|全身|-|-|発熱、浮腫|悪寒、疲労、無力症、倦怠感、脱水、悪液質、下肢浮腫、疼痛、粘膜障害、胸痛、腹水、腹部腫脹| 
 +//|投与部位||||| 
 +//|感染症||||| 
 +//|抵抗機構||||| 
 +|その他|-|-|糖尿病|体重減少、インポテンス、高血糖、低血糖、乳房痛、低カルシウム血症、低カリウム血症、低蛋白血症、低ナトリウム血症、血中マグネシウム減少、蜂巣炎| 
 +//|臨床検査||||| 
 + 
 + 
 + 
 +//**ジェネリック医薬品 
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