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ジレニアカプセル のソース :: 医療 Wiki

illness:ジレニアカプセルのソース

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#norelated
#contents
*フィンゴリモド塩酸塩(Fingolimod hydrochloride) [#xebb2cf7]
''多発性硬化症治療剤''
-ジレニアカプセル (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)

**作用と効果 [#o7be99fd]
リンパ球に作用し、リンパ節などの二次リンパ組織から、自分の神経を攻撃する自己反応性T細胞を含むリンパ球が出ていくのを抑えることにより、神経の炎症を抑えます。 
通常、多発性硬化症の再発予防および身体的障害の進行抑制に用いられます。

**用法・用量 [#b90fb7b5]
通常、成人は1回1カプセル(フィンゴリモドとして0.5mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
最初に飲む前と最初に飲んでから6時間後に心電図が測定されます。また最初に飲んでから24時間は、心拍数、血圧が測定され、心電図が連続的に観察されることがあります。

徐脈性不整脈の症状(浮動性めまい、疲労、動悸など)があらわれたら、すぐに医師に相談してください。

**副作用 [#i120e468]
主な副作用として、鼻咽頭炎、徐脈、頭痛などが報告されています。 



***重大な副作用 [#t847097b]
-感染症
細菌、真菌、ウイルス等による感染症があらわれることがある。
けん怠感、発熱
-徐脈性不整脈(徐脈、房室ブロックなど)
血圧低下、浮動性めまい、疲労、動悸 等 
-黄斑浮腫
霧視、視力の低下
-悪性リンパ腫
全身のリンパ節の腫れ、発熱、体重減少
-可逆性後白質脳症症候群
頭痛、意識障害、痙攣、視力障害 等
-虚血性及び出血性脳卒中
頭痛、嘔気、麻痺症状、言語障害 等
-末梢動脈閉塞性疾患
四肢の疼痛、しびれ 等
-進行性多巣性白質脳症(PML)
意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害 等

***その他の副作用 [#pa6429c2]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|リンパ球減少、白血球減少|-|-|-|
|肝臓|||||
|肝胆道系|肝機能検査値異常|γ-GTP増加、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、ビリルビン増加|-|-|
|腎臓|||||
|泌尿器|||||
|生殖系及び乳房|||||
|精神系|-|-|うつ病|-|
|神経系|頭痛|浮動性めまい、傾眠|片頭痛、錯感覚|-|
|感覚器|||||
|眼|-|-|霧視、眼痛|-|
|耳|||||
|循環器・心臓|||||
|血管|||||
|呼吸器|-|上気道の炎症、呼吸困難、咳嗽、一酸化炭素拡散能減少|努力呼気量減少|-|
|消化器|下痢|悪心、胃炎、腹痛、アフタ性口内炎、便秘、歯周炎、胃腸炎|-|-|
|皮膚・皮下組織系|-|発疹、脱毛症、湿疹|そう痒症|-|
|過敏症|||||
|下垂体・副腎皮質系|||||
|免疫系|||||
|代謝及び栄養|||||
|内分泌|||||
|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|背部痛|-|
|全身|-|けん怠感、疲労、発熱|無力症|-|
|感染症|||||
|投与部位|||||
|抵抗機構|||||
|その他|-|高コレステロール血症、血中トリグリセリド増加、高血圧|体重減少|過敏症|
|臨床検査|||||

**ジェネリック医薬品 [#o88d4c3c]
- (製薬会社:)

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