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間質性肺炎 のバックアップ差分(No.6) :: 医療 Wiki

illness:間質性肺炎 のバックアップ差分(No.6)

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5: 2014-12-18 (木) 21:05:58 seria[6] ソース[7] 6: 2015-04-10 (金) 18:44:40 seria[6] ソース[8]
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完全に回復することはなく、病状を悪化させないことに注意する。通常は、徐々に肺の線維化、肺の縮小が起きてゆき、呼吸が困難になっていく。 完全に回復することはなく、病状を悪化させないことに注意する。通常は、徐々に肺の線維化、肺の縮小が起きてゆき、呼吸が困難になっていく。
-死亡原因は、呼吸不全(約40%)、心筋症(約30%)、肺がん(約10%)となっている。 5年後生存率 32% 平均余命5-6年+死亡原因は、呼吸不全(約40%)、心筋症(約30%)、肺がん(約10%)となっている。
***急性間質性肺炎 (AIP:Acute Interstitial Pneumonia) [#dc0a0f63] ***急性間質性肺炎 (AIP:Acute Interstitial Pneumonia) [#dc0a0f63]
急性、ステロイドへの反応は悪い。経過、予後は極めて悪い。 ただし、まれに完全回復する場合がある。始め高熱があり、風邪の症状が出て急速に呼吸困難が進む場合が多い。 急性、ステロイドへの反応は悪い。経過、予後は極めて悪い。 ただし、まれに完全回復する場合がある。始め高熱があり、風邪の症状が出て急速に呼吸困難が進む場合が多い。
-回復する場合は自然回復。 5年後生存率 38% 平均余命1-2ヶ月+回復する場合は自然回復。 
***分類不能な間質性肺炎 (NSIP:Non-Specific Interstitial Pneumonia) [#qea7e8f4] ***分類不能な間質性肺炎 (NSIP:Non-Specific Interstitial Pneumonia) [#qea7e8f4]
NSIPはさらにI群、II群、III群に細分化されています。I群は線維化なし、II群は線維化有り、蜂巣化無し、III群は線維化、蜂巣化ともに有るタイプです。 NSIPはさらにI群、II群、III群に細分化されています。I群は線維化なし、II群は線維化有り、蜂巣化無し、III群は線維化、蜂巣化ともに有るタイプです。
亜急性~慢性、ステロイドへの反応は良好。 経過、予後は一般的に良いが、稀に不良あり。病状の改善、完全回復あり。 亜急性~慢性、ステロイドへの反応は良好。 経過、予後は一般的に良いが、稀に不良あり。病状の改善、完全回復あり。
-予後はBOOPと比較すると良くない。 5年後生存率 89%+予後はBOOPと比較すると良くない。 
***閉塞性細気管支炎 (BOOP:Bronchiolitis Obliterans Organizing Pneumonia) [#ibb3999a] ***閉塞性細気管支炎 (BOOP:Bronchiolitis Obliterans Organizing Pneumonia) [#ibb3999a]
亜急性、ステロイドへの反応は良好。 亜急性、ステロイドへの反応は良好。
経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。予後はNSIPより良い。 経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。予後はNSIPより良い。
***剥離性間質性肺炎 (DIP:Desquamative Interstitial Pneumonia) [#wf01e9d3] ***剥離性間質性肺炎 (DIP:Desquamative Interstitial Pneumonia) [#wf01e9d3]
-慢性、ステロイドへの反応は良好。経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。 5年後生存率 73%+慢性、ステロイドへの反応は良好。経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。 
***呼吸細気管支の間質性肺炎 (RBILD:Respiratory Bronchiolitis-associated Interstitial Lung Disease) [#zf6c6f12] ***呼吸細気管支の間質性肺炎 (RBILD:Respiratory Bronchiolitis-associated Interstitial Lung Disease) [#zf6c6f12]
慢性、ステロイドへの反応は良い。経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。 慢性、ステロイドへの反応は良い。経過、予後は良好。病状の改善、完全回復あり。
-5年後生存率 100% 病気の症状 咳が出たり、酸素がうまく取り込めなくなり息苦しくなります。一過性の場合もありますが、炎症が治った後も傷が残り肺が固くなる場合があります。+病気の症状 咳が出たり、酸素がうまく取り込めなくなり息苦しくなります。一過性の場合もありますが、炎症が治った後も傷が残り肺が固くなる場合があります。
病気が進行すると、肺胞壁が厚くなり、肺胞の形も不規則になって肺全体が固くなり膨らみにくくなるため、呼吸を維持することが困難になる場合もあります。 また、肺線維症に進行すると咳などによって肺が破れて呼吸困難や呼吸不全に陥ることがあります。 病気が進行すると、肺胞壁が厚くなり、肺胞の形も不規則になって肺全体が固くなり膨らみにくくなるため、呼吸を維持することが困難になる場合もあります。 また、肺線維症に進行すると咳などによって肺が破れて呼吸困難や呼吸不全に陥ることがあります。
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