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クローン病 のバックアップの現在との差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:クローン病 のバックアップの現在との差分(No.1)

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1: 2012-12-08 (土) 10:54:02 cons[5] ソース[6] 現: 2020-10-25 (日) 12:32:17 kondo[5] ソース[7]
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特徴的な症状は腹痛と下痢です。その他、発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状もあります。 またクローン病は狭窄、瘻孔、膿瘍などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、結節性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、これらの有無により様々な症状を現します。 クローン病は、再燃・再発を繰り返し慢性の経過をたどります。 特徴的な症状は腹痛と下痢です。その他、発熱、下血、腹部腫瘤、体重減少、全身倦怠感、貧血などの症状もあります。 またクローン病は狭窄、瘻孔、膿瘍などの腸管の合併症や関節炎、虹彩炎、結節性紅斑、肛門部病変などの腸管外の合併症も多く、これらの有無により様々な症状を現します。 クローン病は、再燃・再発を繰り返し慢性の経過をたどります。
完全な治癒は困難であり、症状が安定している時期(緩解)をいかに長く維持するかが重要となります。 完全な治癒は困難であり、症状が安定している時期(緩解)をいかに長く維持するかが重要となります。
-**薬 [#w2ca494c] +**薬 (例)[#w2ca494c] 
--レミケード+-レミケード点滴静注用
腫瘍壊死因子α(TNFα)を阻害することで、骨が溶解する免疫異常の抑制にも効果を発揮する薬です。 腫瘍壊死因子α(TNFα)を阻害することで、骨が溶解する免疫異常の抑制にも効果を発揮する薬です。
TNFαには、悪性腫瘍(癌)などを攻撃する働きがあるので、TNFα阻害作用が強すぎて、骨髄腫などの癌を発症させてしまうリスクは考慮する必要があります。 TNFαには、悪性腫瘍(癌)などを攻撃する働きがあるので、TNFα阻害作用が強すぎて、骨髄腫などの癌を発症させてしまうリスクは考慮する必要があります。
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***副作用 [#kab2ac57] ***副作用 [#kab2ac57]
--レミケード+-レミケード点滴静注用
抗TNFα抗体療法を受けると、免疫の働きが低下し、感染症にかかりやすくなることがあります。 抗TNFα抗体療法を受けると、免疫の働きが低下し、感染症にかかりやすくなることがあります。
肝機能障害、白血球減少、好中球減少 発熱、発疹、筋肉痛 肝機能障害、白血球減少、好中球減少 発熱、発疹、筋肉痛
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著しい狭窄や穿孔、膿瘍などが生じ、内科的治療でコントロールできない場合には手術を行います。 著しい狭窄や穿孔、膿瘍などが生じ、内科的治療でコントロールできない場合には手術を行います。
手術は出来る限り、腸管を温存するために小範囲切除や狭窄形成術を行います。 手術は出来る限り、腸管を温存するために小範囲切除や狭窄形成術を行います。
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 +***罹患した著名人 [#y791c080]
 +-お侍ちゃん ちょんまげ頭と和装スタイルのお笑い芸人
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