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ゼローダ錠 のバックアップソース(No.4) :: 医療 Wiki

illness:ゼローダ錠 のバックアップソース(No.4)

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#norelated
#contents
*カペシタビン (Capecitabine) [#fd6e2b85]
''抗悪性腫瘍剤''
-ゼローダ錠 (製薬会社:中外製薬株式会社)

**作用と効果 [#q3206208]
悪性腫瘍に多く存在する酵素で代謝されることにより、悪性腫瘍に効率よく働いて増殖を抑えます。

手術不能又は再発乳癌

結腸・直腸癌

胃癌

**用法・用量 [#icd7a12a]
-手術不能または再発乳癌の場合
以下のA法またはB法で服用します。
--A法
通常、体表面積にあわせて1回3~5錠(主成分として900~1,500mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用します。「21日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
--B法
通常、体表面積にあわせて1回5~8錠(1,500~2,400mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、症状により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
-結腸癌における術後補助化学療法の場合
通常、体表面積にあわせて1回5~8錠(1,500~2,400mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
-治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の場合
他の抗悪性性腫瘍剤と併用されます。通常、体表面積にあわせて1回4~7錠(1,200~2,100mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。
-治癒切除不能な進行・再発の胃癌の場合
白金製剤と併用されます。通常、体表面積にあわせて1回4~7錠(1,200~2,100mg)を朝食後と夕食後30分以内に1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。「14日間連続で服用し、その後7日間休む」を1コースとして繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。

**副作用 [#ke2f005e]
主な副作用として、手足症候群、悪心、食欲不振、下痢、口内炎、末梢性感覚ニューロパシー、疲労、色素沈着障害などが報告されています。

***稀な副作用 [#qf0e9fbc]
-脱水症状
からだがだるい、のどが渇く、深く大きい呼吸、手指のふるえ、尿量が減る、意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力の低下
-手足症候群(Hand-foot syndrome)
手のひらや足の裏の感覚が鈍くなったり過敏になる、赤くはれ上がる、痛み、皮がむける、水ぶくれ、ただれ
-心障害
からだがだるい、全身のむくみ、冷や汗、めまい、横になるより座っている時に呼吸が楽になる、息苦しい、息切れ、胸がドキドキする、動く時の動悸、胸の痛み、狭心痛、胸がしめつけられる感じ、胸が押しつぶされるような感じ、胸を強く押さえつけた感じ、急激に胸を強く押さえつけられた感じ、気を失う
-肝障害、黄疸
からだがだるい、白目や皮膚が黄色くなる、かゆみ、尿の色が濃くなる・褐色になる、食欲不振、吐き気、嘔吐
-腎障害
頭痛、顔のむくみ、眼がはれぼったい、尿量が減る
-骨髄抑制
からだがだるい、発熱、鼻血、歯ぐきの出血、息切れ、あおあざができる、出血が止まりにくい、出血しやすい
-口内炎
口の中が荒れて痛い
-質性肺炎
から咳、息苦しい、息切れ、発熱間
-重篤な腸炎(出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等)
激しい腹痛、下痢、血が混ざった便、発熱、むかむかする、吐き気、嘔吐、腹がはる
-重篤な精神神経系障害(白質脳症等)
物忘れ、ふらつき、ぼんやりする、覚えられない、しゃべりにくい、意識がなくなる、けいれん
-血栓塞栓症
手足のまひやしびれ、しゃべりにくい、胸の痛み、呼吸困難、片方の足の急激な痛みや腫れ、背中の痛み
-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
からだがだるい、食欲不振、発熱、高熱、中央にむくみを伴った赤い斑点、赤い発疹、まぶたや眼の充血、結膜のただれ、ひどい口内炎、唇や口内のただれ、陰部の痛み

**ジェネリック医薬品 [#aa2af18b]
-カペシタビン錠


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