1: 2020-06-10 (水) 15:59:44 kondo |
現: 2020-06-10 (水) 16:10:49 kondo |
| 川崎病は、日本の小児科医である川崎富作((2020年6月5日午後、老衰のため東京都内の病院で死去した。享年95歳))によって1960年代に発見された。 | | 川崎病は、日本の小児科医である川崎富作((2020年6月5日午後、老衰のため東京都内の病院で死去した。享年95歳))によって1960年代に発見された。 |
| 主に乳幼児がかかる発熱性疾患である。突然の高熱が数日続き、目や唇の充血、身体の発疹、手足の発赤、首リンパ節の腫脹など様々な症状を惹き起こす。小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MucoCutaneous Lymph-node Syndrome, MCLS)とも言われる。 | | 主に乳幼児がかかる発熱性疾患である。突然の高熱が数日続き、目や唇の充血、身体の発疹、手足の発赤、首リンパ節の腫脹など様々な症状を惹き起こす。小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(MucoCutaneous Lymph-node Syndrome, MCLS)とも言われる。 |
- | **分類 [#b8328aaa] | + | //**分類 [#b8328aaa] |
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| **症状 [#kbf0a925] | | **症状 [#kbf0a925] |
| -四肢の末端が赤くなり堅く腫れる。 | | -四肢の末端が赤くなり堅く腫れる。 |
| -皮膚の不定型発疹 | | -皮膚の不定型発疹 |
- | -口唇が赤く&ruby(ただ){爛};れる、舌が真っ赤になる、口腔咽頭粘膜のびまん性&rubu(ほっせき){発赤};((びまん性とは病変が比較的均等に広がっている状態である。)) | + | -口唇が赤く&ruby(ただ){爛};れる、舌が真っ赤になる、口腔咽頭粘膜のびまん性((びまん性とは病変が比較的均等に広がっている状態である。))&ruby(ほっせき){発赤}; |
| -有痛性の非化膿性頸部リンパ節腫脹 | | -有痛性の非化膿性頸部リンパ節腫脹 |
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| **原因 [#v05db0b2] | | **原因 [#v05db0b2] |
| + | 川崎病の病因は不明で、感染症なのか自己免疫疾患なのかは、はっきり特定されていない。発病は夏と冬に多く、地域流行性があることから、何らかの感染が引き金となって起こる可能性がある。 |
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| **診療科 [#f206955f] | | **診療科 [#f206955f] |
- | **検査 [#qe241c59] | + | 小児科 |
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| + | //**検査 [#qe241c59] |
| **診断 [#u7f2b2e8] | | **診断 [#u7f2b2e8] |
- | **病期 ステージ [#vb04694f] | + | 6つの主要症状のうち5つ以上を満たすものを本症と診断するが、5つに満たない非典型例も多い。 |
- | **合併症 [#i833551d] | + | |
- | **薬 [#ga8d676a] | + | //**病期 ステージ [#vb04694f] |
| + | //**合併症 [#i833551d] |
| + | //**薬 [#ga8d676a] |
| -(一般名:) | | -(一般名:) |
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| **治療法 [#c1c4f02f] | | **治療法 [#c1c4f02f] |
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- | **罹患した著名人 [#xcd7e25b] | + | 初期治療としては免疫グロブリンとプレドニゾロン、アスピリンを併用する。この併用療法により48時間以内に解熱しない、または2週間以内に再燃が見られる場合を不応例とする。 |
| + | 不応例には、免疫グロブリンとシクロスポリンあるいはインフリキシマブの併用投与を行う。また、ステロイドパルス療法を行うこともある。 |
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| + | //**罹患した著名人 [#xcd7e25b] |