#norelated #contents *ウパダシチニブ水和物 [#he655af8] ''ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤'' -リンヴォック錠 (製薬会社:製造販売元 アッヴィ合同会社) **作用と効果 [#b7ae679a] -既存治療で効果不十分な下記疾患 --関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む) --乾癬性関節炎 --X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎 --強直性脊椎炎 --アトピー性皮膚炎 --中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) --中等症から重症の活動期クローン病の寛解導入及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) **用法・用量 [#oeec0928] -関節リウマチ 通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて7.5mgを1日1回投与することができる。 -乾癬性関節炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎 通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。 -アトピー性皮膚炎 通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。 通常、12歳以上かつ体重30kg以上の小児にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。 -潰瘍性大腸炎 導入療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして45mgを1日1回8週間経口投与する。なお、効果不十分な場合はさらに8週間投与することができる。 維持療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。 -クローン病 導入療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして45mgを1日1回12週間経口投与する。 維持療法では、通常、成人にはウパダシチニブとして15mgを1日1回経口投与する。なお、患者の状態に応じて30mgを1日1回投与することができる。 **生活上の注意 [#m9a2d8a4] **副作用 [#z4076fa7] ***重大な副作用 [#xdd61f40] -感染症 肺炎、帯状疱疹、結核 等の重篤な感染症(日和見感染症を含む)があらわれ、致死的な経過をたどるおそれがある。 -消化管穿孔 -好中球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少 -肝機能障害 ALT上昇、AST上昇 等の肝機能障害があらわれるおそれがある。 -間質性肺炎 発熱、咳嗽、呼吸困難 等 -静脈血栓塞栓症 肺塞栓症及び深部静脈血栓症があらわれることがある。 - ***その他の副作用 [#g0bb8020] |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1%~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| //|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-| //|肝臓|-|-|-|-| //|肝胆道系|-|-|-|-| //|腎臓|-|-|-|-| //|泌尿器|-|-|-|-| //|生殖系及び乳房|-|-|-|-| //|精神神経系|-|-|-|-| //|精神系|-|-|-|-| |神経系|-|頭痛|-|-| //|感覚器|-|-|-|-| //|眼|-|-|-|-| //|耳|-|-|-|-| //|鼻腔|-|-|-|-| //|錐体外路症状|-|-|-|-| //|循環器・心臓|-|-|-|-| //|血管|-|-|-|-| |呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|咳嗽|-|-| |消化器|-|悪心、腹痛(上腹部痛を含む)|-|-| //|皮膚・皮下組織系|-|ざ瘡(嚢胞性ざ瘡、ざ瘡様皮膚炎を含む)、発疹(紅斑性皮疹、毛孔性皮疹、斑状皮疹、斑状丘疹状皮疹、丘疹性皮疹、そう痒性皮疹、膿疱性皮疹を含む)|蕁麻疹、皮膚有棘細胞癌、基底細胞癌|-| //|過敏症|-|-|-|-| //|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-| //|免疫系|-|-|-|-| //|代謝及び栄養|-|-|-|-| //|体液・電解質|-|-|-|-| //|内分泌|-|-|-|-| //|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-| |全身|-|-|発熱、疲労|-| //|投与部位|-|-|-|-| //|適用部位|-|-|-|-| |感染症|上気道感染(急性副鼻腔炎、喉頭炎、ウイルス性喉頭炎、鼻咽頭炎、口腔咽頭痛、咽頭膿瘍、咽頭炎、レンサ球菌性咽頭炎、咽頭扁桃炎、気道感染、ウイルス性気道感染、鼻炎、鼻喉頭炎、副鼻腔炎、扁桃炎、細菌性扁桃炎、ウイルス性咽頭炎、ウイルス性上気道感染を含む)|気管支炎(ウイルス性気管支炎、細菌性気管支炎、気管気管支炎を含む)、単純ヘルペス(陰部ヘルペス、陰部単純ヘルペス、ヘルペス性皮膚炎、ヘルペス眼感染、鼻ヘルペス、眼部単純ヘルペス、ヘルペスウイルス感染、口腔ヘルペスを含む)、インフルエンザ、毛包炎|口腔カンジダ|-| //|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-| //|抵抗機構|-|-|-|-| //|その他|-|-|-|-| |臨床検査|-|CK上昇、高コレステロール血症(血中コレステロール増加を含む)、高脂血症(脂質異常症、低比重リポ蛋白増加を含む)|高トリグリセリド血症、体重増加|-| //**同じ成分の医薬品 - //**一部同じ成分の医薬品 - //**ジェネリック医薬品 -
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