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*メルファラン（Melphalan） [#o31b00c6]
''造血幹細胞移植前処置剤''
-アルケラン静注用　（製薬会社：アスペンジャパン株式会社）

**作用と効果 [#n00c2678]

下記疾患における造血幹細胞移植時の前処置

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、小児固形腫瘍

**用法・用量 [#q0e25353]

造血幹細胞移植時の前処置として下記のとおり静脈内投与する。
ただし、移植は本剤の投与終了から24時間以上あけて行うこととする。


-成人（白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫）
メルファランとして1日1回60mg/m2を3日間投与（メルファラン3日間総量180mg/m2）する。
多発性骨髄腫に対してはメルファランとして1日1回100mg/m2を2日間投与（メルファラン2日間総量200mg/m2）も可とする。

-小児（白血病、小児固形腫瘍）
メルファランとして1日1回70mg/m2を3日間投与（メルファラン3日間総量210mg/m2）する。



なお、メルファラン総量及び1日投与量は、患者の状態、併用する薬剤、全身放射線照射併用により適宜減量する。
**生活上の注意 [#e3546498]


**副作用 [#g3759146]
主な副作用は下痢、口内炎・粘膜炎、悪心・嘔吐、、感染症、AST（GOT）・ALT（GPT）上昇を伴う肝機能障害

***重大な副作用 [#n381d0c4]
-感染症及び出血
-ショック、アナフィラキシー
-胃腸障害 
悪心、嘔吐、下痢、口内炎・粘膜炎等の粘膜障害が高頻度にあらわれ、直腸潰瘍等の症状が起こることがある。
-重篤な肝機能障害、黄疸 
AST（GOT）・ALT（GPT）の上昇、ビリルビン値上昇、Al-P上昇、LDHの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸、また、黄疸、急激な体重増加、有痛性の肝腫大等を伴う肝中心静脈閉塞症があらわれることがある。
-心筋症、不整脈
-間質性肺炎、肺線維症
-溶血性貧血

***その他の副作用 [#mc6f12d2]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5％以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1～5％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1％未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
//|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-|
//|肝臓|-|-|-|-|
//|肝胆道系|-|-|-|-|
|腎臓|-|腎機能障害（BUN上昇、クレアチニン上昇等）|乏尿|-|
//|泌尿器|-|-|-|-|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
//|精神神経系|-|-|-|-|
//|精神系|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|
//|感覚器|-|-|-|-|
//|眼|-|-|-|-|
//|耳|-|-|-|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
//|循環器・心臓|-|-|-|-|
//|血管|-|-|-|-|
|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|-|
|消化器|-|食欲不振|-|-|
|皮膚・皮下組織系|-|-|脱毛|-|
|過敏症|-|皮疹（斑状丘疹性皮疹、蕁麻疹）|そう痒、浮腫|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
//|代謝及び栄養|-|-|-|-|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-|
|全身|-|-|-|温熱感、刺痛感|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|-|-|月経異常、痙攣|卵巣機能不全|
//|臨床検査|-|-|-|-|

//**同じ成分の医薬品
-

//**一部同じ成分の医薬品
-

//**ジェネリック医薬品
-

• アルケラン静注用 のバックアップ一覧^[4]
• アルケラン静注用 のバックアップソース(No. All)
  • 1: 2019-12-12 (木) 11:51:26^[5] kondo^[6]
  • 現: 2019-12-12 (木) 12:16:33 kondo^[6]