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点滴静注用ホスカビル注 のソース :: 医療 Wiki

illness:点滴静注用ホスカビル注のソース

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*ホスカルネットナトリウム水和物 [#b2b15ad9]
''抗ウイルス化学療法剤''
-点滴静注用ホスカビル注 (製薬会社:クリニジェン株式会社)

**作用と効果 [#j6b20338]
-後天性免疫不全症候群(エイズ)患者におけるサイトメガロウイルス網膜炎

-造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス血症及びサイトメガロウイルス感染症

-造血幹細胞移植後のヒトヘルペスウイルス6脳炎 

**用法・用量 [#e8cc43e4]
-後天性免疫不全症候群(エイズ)患者におけるサイトメガロウイルス網膜炎、造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス感染症

--初期療法
通常、ホスカルネットナトリウム水和物として1回体重1kgあたり60mgを、1時間以上かけて8時間ごとに1日3回、又は1回体重1kgあたり90mgを、2時間以上かけて12時間ごとに1日2回、それぞれ点滴静注する。なお、初期療法は2〜3週間以上行う。

--維持療法
初期療法に続く維持療法には、通常、ホスカルネットナトリウム水和物として1回体重1kgあたり90〜120mgを2時間以上かけて1日1回点滴静注する。
維持療法中に再発が認められた場合は、初期療法の用法・用量により再投与することができる。

-造血幹細胞移植患者におけるサイトメガロウイルス血症

--初期療法
通常、ホスカルネットナトリウム水和物として1回体重1kgあたり60mgを、1時間以上かけて12時間ごとに1日2回点滴静注する。 初期療法は1〜2週間以上行う。

--維持療法
通常、ホスカルネットナトリウム水和物として1回体重1kgあたり90〜120mgを2時間以上かけて1日1回点滴静注する。
維持療法中に再発が認められた場合は、初期療法の用法・用量により再投与することができる。

-造血幹細胞移植後のヒトヘルペスウイルス6脳炎 
通常、ホスカルネットナトリウム水和物として1回体重1kgあたり60mgを、1時間以上かけて8時間ごとに1日3回点滴静注する。 

なお、本剤による腎障害を軽減するため、本剤による治療中には水分補給を十分に行い、利尿を確保すること。

**生活上の注意 [#q04aa539]


**副作用 [#g8015359]
主な症状は嘔気、貧血、血清クレアチニン上昇、嘔吐、低マグネシウム血症、低カリウム血症、知覚異常、低カルシウム血症、頭痛、発熱

***重大な副作用 [#v9bb2aa2]
-ショック
発熱・悪寒、発疹等を初発症状とし、戦慄、顔面蒼白、チアノーゼ、呼吸困難 等
-急性腎不全
-心不全、心停止、血栓性静脈炎
-痙れん発作、テタニー
-呼吸抑制
-麻痺性イレウス
-失語症、痴呆
-横紋筋融解症
-敗血症
-



***その他の副作用 [#f92da708]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|貧血、血中ヘモグロビン減少、顆粒球減少|白血球減少、血小板減少|血栓症|白血球増多|
|肝臓|-|AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ‐GTP上昇、A/G比異常|-|-|
//|肝胆道系|-|-|-|-|
|腎臓|クレアチニンクリアランス低下、血清クレアチニン上昇等の腎機能異常|尿毒症、排尿困難、尿道障害、多尿|蛋白尿、中毒性ネフロパシー、腎尿細管障害、夜間頻尿、抗利尿ホルモン異常|腎臓痛、尿崩症|
|泌尿器|-|-|-|局所刺激性による性器の刺激、陰茎潰瘍、外陰膣潰瘍|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
|精神神経系|知覚異常、頭痛|めまい・眩暈、不随意筋収縮、無力症、錯乱、知覚減退、神経障害、抑うつ、不安、疲労、倦怠感、精神病、神経過敏、興奮、攻撃性、振戦、運動失調|緊張亢進、ジスキネジア、末梢神経障害、反射亢進、昏迷、協調異常、EEG異常、傾眠、健忘|-|
//|精神系|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|
//|感覚器|-|-|-|-|
//|眼|-|-|-|-|
//|耳|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
|循環器・心臓|-|高血圧、心電図異常、心悸亢進、浮腫、潮紅|徐脈、期外収縮、低血圧|心室性不整脈、QT間隔の延長|
//|血管|-|-|-|-|
|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|呼吸困難、喉頭炎|-|
|消化器|悪心・嘔吐|下痢、食欲不振、腹痛、便秘、消化不良、味覚倒錯|腸炎、膵炎、鼓腸放屁、口渇、口内乾燥|-|
|皮膚・皮下組織系|-|皮膚潰瘍形成|皮膚障害、多汗|-|
|過敏症|-|発疹、そう痒|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
|代謝及び栄養|-|アシドーシス、Al-P上昇|血液量過多、LDH上昇、体重減少、アミラーゼ上昇、CK(CPK)上昇|-|
|体液・電解質|低マグネシウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症|低リン酸血症、高リン酸血症、低ナトリウム血症|高カルシウム血症|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|ミオパシー、筋炎、筋脱力、筋肉痛|
//|全身|-|-|-|-|
|投与部位|-|注射部位の疼痛|注射部位の炎症|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|発熱|悪寒、感染症|視覚異常、疼痛、網膜剥離、複視、耳鳴、耳痛|-|
//|臨床検査|-|-|-|-|

//**同じ成分の医薬品 [#e7662702]
-

//**一部同じ成分の医薬品
-

//**ジェネリック医薬品
-

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