#norelated #contents *概要 [#f0275c4b] アトピー性脊髄炎とは、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎・結膜炎などのアトピー素因を持つ人に、稀にみられる病気です。 この病気は、比較的若い男性に多く、アトピー性皮膚炎を伴う患者さんや気管支ぜんそくを伴う患者さんの割合が多いです。 //**分類 [#y68b30cf] **症状 [#gf100760] アレルギー性疾患(気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎)が悪くなった後に、手足のじんじん感、知覚低下、動かしにくさなどで発病します。 一部の患者さんでは、尿が出にくくなることがあります。 **原因 [#qf951446] アレルギーとなんらかの関係があることは分かっていますが、詳しい原因は不明です。 **診療科 [#x208e740] アレルギー内科 **検査 [#wf33e0b3] **診断 [#r0cdd230] 絶対基準:以下を全て満たす。 -原因不明の脊髄炎(下記の除外すべき疾患が除外されていること。) -抗原特異的IgE陽性 -BarkhofのMSの脳MRI基準を満たさない。 --除外すべき疾患 寄生虫性脊髄炎、多発性硬化症、膠原病・血管炎、HTLV-1関連脊髄症、サルコイドーシス、視神経脊髄炎、神経梅毒、頸椎症性脊髄症、脊髄腫瘍、脊髄血管奇形・動静脈瘻 病理基準 -脊髄生検組織で、血管周囲リンパ球浸潤や好酸球の浸潤を認め、肉芽腫を伴う事もある。 相対基準 1.現在又は過去のアトピー性疾患歴 2.高IgE血症(>240U/mL) 3.髄液中IL9(>14.0pg/mL)又はCCL11(>2.2pg/mL) 4.オリゴクローナルバンドなし 診断のカテゴリー -Definite A:絶対基準+病理基準 B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上+相対基準(4) -Probable A:絶対基準+相対基準(1~3)のうち1個+相対基準(4) B:絶対基準+相対基準(1~3)のうち2個以上 //**病期 ステージ [#d5098b0e] //**合併症 [#a4345d1b] **薬 [#ac14f6bd] -(一般名:) **治療法 [#ba33e558] -副腎皮質ステロイド剤の点滴治療や内服治療 -免疫グロブリンと呼ばれる血液製剤による治療 -血漿交換という血液をろ過するような治療法 ステロイド治療に反応しない場合は血漿交換が有効と考えられています。 //**罹患した著名人
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