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ゴナックス皮下注用 のバックアップの現在との差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:ゴナックス皮下注用 のバックアップの現在との差分(No.1)

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1: 2017-12-09 (土) 13:14:21 kondo[5] ソース[6] 現: 2019-06-17 (月) 15:59:15 kondo[5] ソース[7]
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Degarelix Acetate Degarelix Acetate
''GnRHアンタゴニスト(徐放性)・前立腺癌治療剤'' ''GnRHアンタゴニスト(徐放性)・前立腺癌治療剤''
--ゴナックス皮下注用 (製薬会社:)+-ゴナックス皮下注用 (製薬会社:アステラス製薬株式会社)
**作用と効果 [#b736123c] **作用と効果 [#b736123c]
-前立腺癌+ゴナックスは、GnRH((GnRHは、脳の視床下部で産生されるホルモンであり、脳の下垂体に存在するGnRH 受容体に結合することにより、男性ホルモンの一つであるテストステロンの産生に関わっています。))受容体へのGnRHの結合を競合的に阻害することによりテストステロンの産生を低下させ、前立腺癌の増殖を抑制します。 
 + 
 +-前立腺癌
**用法・用量 [#t864afc5] **用法・用量 [#t864afc5]
 +
通常、成人にはデガレリクスとして、初回は240mgを1カ所あたり120mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。2回目以降は、初回投与4週間後より、デガレリクスとして80mgを維持用量とし、腹部1カ所に皮下投与し、4週間間隔で投与を繰り返す。 通常、成人にはデガレリクスとして、初回は240mgを1カ所あたり120mgずつ腹部2カ所に皮下投与する。2回目以降は、初回投与4週間後より、デガレリクスとして80mgを維持用量とし、腹部1カ所に皮下投与し、4週間間隔で投与を繰り返す。
- 
-初回投与 -初回投与
1カ所あたり、本剤120mgバイアルに日本薬局方注射用水3.0mLを注入し、溶解後速やかに3.0mLを皮下投与する。(3.0mLで溶解することにより、40mg/mLとなる。) 1カ所あたり、本剤120mgバイアルに日本薬局方注射用水3.0mLを注入し、溶解後速やかに3.0mLを皮下投与する。(3.0mLで溶解することにより、40mg/mLとなる。)
- 
-2回目以降 -2回目以降
本剤80mgバイアルに日本薬局方注射用水4.2mLを注入し、溶解後速やかに4.0mLを皮下投与する。(4.2mLで溶解することにより、20mg/mLとなる。) 本剤80mgバイアルに日本薬局方注射用水4.2mLを注入し、溶解後速やかに4.0mLを皮下投与する。(4.2mLで溶解することにより、20mg/mLとなる。)
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**副作用 [#ab06e844] **副作用 [#ab06e844]
 +主なものは、注射部位疼痛、注射部位硬結、注射部位紅斑、ほてり、体重増加、発熱、注射部位腫脹、高血圧、注射部位熱感
***重大な副作用 [#i3e29eba] ***重大な副作用 [#i3e29eba]
-+-間質性肺疾患 
-+間質性肺炎があらわれることがある。 
-+-肝機能障害 
-+ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP増加等の肝機能障害があらわれることがある。 
-+-糖尿病増悪 
--+-ショック、アナフィラキシー 
 +-心不全 
 +-血栓塞栓症 
 +心筋梗塞、脳梗塞、静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症があらわれることがある。
- -
***その他の副作用 [#m4dd2761] ***その他の副作用 [#m4dd2761]
-|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| +|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):-|BGCOLOR(#dcdcdc):5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| 
-|血液及びリンパ系障害||||| +|血液及びリンパ系障害|-|-|ヘモグロビン減少、貧血、白血球数減少、血小板減少症|-
-|肝臓||||| +|肝臓|-|-|ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、脂肪肝、γ-GTP増加、Al-P増加|-
-|肝胆道系||||| +//|肝胆道系||||| 
-|腎臓||||| +//|腎臓||||| 
-|泌尿器||||| +|泌尿器|-|-|夜間頻尿、排尿困難、血中尿素増加|-
-|生殖系及び乳房||||| +|生殖系及び乳房|-|-|勃起不全、女性化乳房|精巣萎縮
-|精神系||||| +//|精神系||||| 
-|神経系||||| +|神経系|-|-|脳出血、神経痛、不眠症|頭痛、浮動性めまい
-|感覚器||||| +//|感覚器||||| 
-|眼||||| +//|眼||||| 
-|耳||||| +//|耳||||| 
-|循環器 心臓||||| +|循環器 心臓|-|-|心室性期外収縮、心電図QT延長|-
-|血管||||| +|血管|ほてり、高血圧|-|潮紅|-
-|呼吸器||||| +|呼吸器|-|-|湿性咳嗽|| 
-|消化器||||| +|消化器|-|-|便秘、胃炎、悪心、歯周炎、嘔吐|-
-|皮膚・皮下組織系||||| +|皮膚・皮下組織系|-|-|多汗症、皮下出血、そう痒症、発疹|血管浮腫
-|過敏症||||| +//|過敏症||||| 
-|下垂体・副腎皮質系||||| +//|下垂体・副腎皮質系||||| 
-|免疫系||||| +//|免疫系||||| 
-|代謝及び栄養||||| +|代謝及び栄養|-|-|高脂血症、食欲減退、血中コレステロール増加|-
-|内分泌||||| +//|内分泌||||| 
-|筋骨格系及び結合組織障害||||| +|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|筋力低下、関節痛、頚部痛、背部痛、四肢痛、筋骨格硬直|-
-|全身||||| +|良性、悪性及び詳細不明の新生物|-|-|脂肪腫|-| 
-|感染症||||| +//|全身||||| 
-|投与部位||||| +|感染症|-|-|CRP増加、鼻咽頭炎|-
-|抵抗機構||||| +|投与部位|疼痛、硬結、紅斑、腫脹、熱感|-|そう痒感、血腫、結節|炎症、膿瘍、蜂巣炎
-|その他||||| +//|抵抗機構||||| 
-|臨床検査|||||+|その他|体重増加、発熱|-|倦怠感、疲労、末梢性浮腫、体重減少|無力症、悪寒
 +//|臨床検査|||||
-**ジェネリック医薬品 [#t3d342c0]+//**ジェネリック医薬品
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