ページへ戻る

− Links

 印刷 

ゾシン静注用 のバックアップソース(No.2) :: 医療 Wiki

illness:ゾシン静注用 のバックアップソース(No.2)

« Prev[4]  Next »[5]
#norelated
#contents
*注射用タゾバクタム・ピペラシリン [#t34bf7e9]
''β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤''
-ゾシン静注用 (製薬会社:大鵬薬品工業株式会社)

**作用と効果 [#q054d885]
-一般感染症

--適応菌種
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、ペプトストレプトコッカス属、クロストリジウム属(クロストリジウム・ディフィシルを除く)、バクテロイデス属、プレボテラ属
--適応症
敗血症、肺炎、腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、胆管炎

-発熱性好中球減少症

**用法・用量 [#ue691df5]
-一般感染症
--敗血症、肺炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎及び胆管炎の場合
通常、成人にはタゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日3回点滴静注する。肺炎の場合、症状、病態に応じて1日4回に増量できる。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。
通常、小児には1回112.5mg(力価)/kgを1日3回点滴静注する。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる。ただし、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする。
--腎盂腎炎及び複雑性膀胱炎の場合
通常、成人にはタゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日2回点滴静注する。症状、病態に応じて1日3回に増量できる。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。
通常、小児には1回112.5mg(力価)/kgを1日2回点滴静注する。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。また、症状、病態に応じて1回投与量を適宜減量できる。さらに、症状、病態に応じて1日3回に増量できる。ただし、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする。

-発熱性好中球減少症
通常、成人にはタゾバクタム・ピペラシリンとして、1回4.5g(力価)を1日4回点滴静注する。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。
通常、小児には1回90mg(力価)/kgを1日4回点滴静注する。なお、必要に応じて、緩徐に静脈内注射することもできる。ただし、1回投与量の上限は成人における1回4.5g(力価)を超えないものとする。

**生活上の注意 [#va3310a7]


**副作用 [#yeffa981]
-一般感染症
主な副作用は下痢、便秘、発疹、嘔吐及び発熱、肝機能異常及び頭痛等
検査値の変動は、主としてALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、AST(GOT)上昇、好酸球増多、Al-P上昇等。
-発熱性好中球減少症
主な副作用は下痢、肝機能異常、低カリウム血症、発疹、腎機能障害等
検査値の変動は、主としてγ-GTP上昇、クレアチニン上昇、ALT(GPT)上昇等。

***重大な副作用 [#m70c8b25]
-ショック、アナフィラキシー
呼吸困難、喘息様発作、そう痒等
-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis :TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、急性汎発性発疹性膿疱症
-劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
劇症肝炎等の重篤な肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
-急性腎不全、間質性腎炎
-汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少症、溶血性貧血
発熱、咽頭痛、皮下・粘膜出血、貧血、黄疸等

-偽膜性大腸炎
偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。
腹痛、頻回の下痢
-間質性肺炎、PIE症候群
発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等

-横紋筋融解症
急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれることがある。
筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇
-薬剤性過敏症症候群
初期症状として発疹、発熱がみられ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。

**ジェネリック医薬品 [#cecbeb2a]
-


« Prev[4]  Next »[5]