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ペグイントロン皮下注用 のバックアップ差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:ペグイントロン皮下注用 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2016-04-08 (金) 15:19:47 cons[5] ソース[6]
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 +*注射用ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え) [#q8f2c1ab]
 +''ペグインターフェロンα-2b製剤''
 +-ペグイントロン皮下注用 (製薬会社:)
 +**作用と効果 [#baaf60ba]
 +-リバビリンとの併用による次のいずれかのC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善
 +--血中HCV RNA量が高値の患者
 +--インターフェロン製剤単独療法で無効の患者又はインターフェロン製剤単独療法後再燃した患者
 +
 +-リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善
 +-悪性黒色腫における術後補助療法
 +
 +**用法・用量 [#d8abb261]
 +***C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変 [#bd92f4c7]
 +-リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善の場合
 +リバビリンと併用すること。
 +通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.5μg/kgを週1回皮下投与する。
 +本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
 +-リバビリンとの併用によるC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善の場合
 +リバビリンと併用すること。
 +通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として1回1.0μg/kgを週1回皮下投与する。
 +本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
 +
 +***悪性黒色腫 [#b28b00bf]
 +通常、成人には、ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組換え)として、8週目までは1回6μg/kgを週1回、9週目以降は1回3μg/kgを週1回、皮下投与する。本剤の投与に際しては、患者の状態を考慮し、減量、中止等の適切な処置を行うこと。
 +
 +**生活上の注意 [#d05f923f]
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 +**副作用 [#wcfed81f]
 +主な副作用は、発熱、倦怠感、頭痛
 +リンパ球数減少、白血球数減少、好中球数減少、ヘモグロビン減少、赤血球数減少
 +
 +
 +***重大な副作用 [#x2d0a675]
 +-間質性肺炎、肺線維症、肺水腫
 +発熱、咳嗽、呼吸困難等の呼吸器症状、また、胸部X線異常があらわれる場合がある。
 +--なお、他のインターフェロン アルファ製剤において、間質性肺炎は小柴胡湯との併用例で多く報告されているため、併用を避けること。
 +-抑うつ・うつ病、自殺企図、躁状態、攻撃的行動
 +不眠、不安、焦燥、興奮、攻撃性、易刺激性等があらわれる場合がある。
 +-貧血注[赤血球減少、ヘモグロビン減少]
 +-無顆粒球症、白血球減少、顆粒球減少
 +
 +-血小板減少
 +
 +-再生不良性貧血、汎血球減少
 +骨髄機能の抑制による再生不良性貧血の発現を含む高度な血球減少が報告されている。
 +
 +-意識障害、失神、見当識障害、難聴、痙攣、せん妄、錯乱、幻覚、妄想、昏迷、統合失調症様症状、認知症様症状(特に高齢者)、興奮
 +
 +-自己免疫現象
 +自己免疫現象によると思われる症状・徴候[甲状腺機能異常、肝炎、溶血性貧血、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、乾癬、全身性エリテマトーデス、血管炎、フォークト・小柳・原田病、糖尿病(1型)の増悪又は発症等]があらわれることがある。
 +
 +-溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
 +血小板減少、貧血、腎不全を主徴とする溶血性尿毒症症候群(HUS)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)があらわれることがある。
 +-糖尿病(1型及び2型)
 +糖尿病が増悪又は発症することがあり、糖尿病性ケトアシドーシス、昏睡に至ることがある。
 +-重篤な肝障害
 +黄疸や著しいトランスアミナーゼの上昇を伴う肝障害があらわれる場合がある。
 +-急性腎不全等の重篤な腎障害
 +
 +-ショック
 +不快感、口内異常、ぜん鳴、眩暈、便意、発汗、血圧下降等があらわれる場合がある。
 +-心筋症、心不全、心筋梗塞、狭心症
 +
 +-不整脈
 +心室性不整脈、高度房室ブロック、洞停止、高度徐脈、心房細動等があらわれることがある。
 +-消化管出血(下血、血便等)、消化性潰瘍、小腸潰瘍、虚血性大腸炎
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 +-呼吸困難、喀痰増加
 +
 +-脳出血
 +
 +-脳梗塞
 +
 +-敗血症
 +易感染性となり、感染症及び感染症の増悪を誘発し敗血症に至ることがある。
 +-網膜症
 +網膜出血、軟性白斑及び糖尿病網膜症の増悪、視力低下、視野中の暗点
 +
 +-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
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 +-横紋筋融解症
 +脱力感、筋肉痛、CK(CPK)上昇等
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 +**ジェネリック医薬品 [#c5eebb4c]
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