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ヘプタバックス-II のバックアップソース(No.1) :: 医療 Wiki

illness:ヘプタバックス-II のバックアップソース(No.1)

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#norelated
#contents
*組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来)(Recombinant adsorbed hepatitis b vaccine yeast origin) [#uf3da67b]
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-ヘプタバックス-II (製薬会社:MSD株式会社)

**作用と効果 [#h850900e]
B型肝炎ウイルスに対する抗体を事前に作り、B型肝炎ウイルスによる感染を予防します。
通常、B型肝炎、B型肝炎ウイルスの母子感染、HBs抗原陽性でかつHBe抗原陽性の血液による汚染事故後のB型肝炎発症などの予防に用いられます。

**用法・用量 [#e10bf00b]
-B型肝炎の予防
通常、4週間隔で2回、20~24週を経過した後に3回目を皮下または筋肉内に注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。
-B型肝炎ウイルス母子感染の予防
通常、生後12時間以内を目安に1回、初回注射の1カ月後と6カ月後に各1回ずつの計3回皮下に注射します。
-B型肝炎に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎の予防
通常、事故発生後7日以内に1回、初回注射の1カ月後と3~6カ月後に各1回ずつを皮下または筋肉内に計3回注射します。10歳未満は同様の間隔で皮下に注射します。

いずれの場合も、必ず指示された接種方法に従ってください。
-B型肝炎ウイルス母子感染の予防やB型肝炎に罹っている人の血液による汚染事故後のB型肝炎の予防には、抗HBs人免疫グロブリンを併用してください。
-B型肝炎ウイルス母子感染の予防における初回注射の時期は、被接種者の状況に応じて生後12時間以降とすることもできますが、その場合であっても生後できるだけ早期に行ってください。
-3回目接種1~2ヵ月後を目途に抗体検査を行なってください。
-能動的HBs抗体が獲得されていない場合には追加接種してください。
-接種前に必ず問診、検温および診察を受けてください。

**生活上の注意 [#pc3f3ab4]
本剤のバイアルのゴム栓には乾燥天然ゴム(ラテックス)が含まれています。ラテックス過敏症のある方はアレルギー反応があらわれることがありますので、注意してください。

**副作用 [#bd58430f]
主な副作用として、注射部位局所反応(疼痛、発赤、そう痒感)、倦怠感、発熱、手の脱力感、などが報告されています。

***稀な副作用 [#h81f2a70]
-ショック、アナフィラキシー
息苦しくなる、冷や汗が出る、顔色が蒼白になる
-多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群などの急性神経根障害
ものがだぶって見える、眼球がくるくるする、体がだるい、発熱、頭痛、むかむかする、手足がピリピリする、手足の感覚がなくなる、手足の脱力感

**ジェネリック医薬品 [#d90c6d8a]
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