ページへ戻る

− Links

 印刷 

ルセンティス硝子体内注射液 のバックアップソース(No.2) :: 医療 Wiki

illness:ルセンティス硝子体内注射液 のバックアップソース(No.2)

« Prev[4]  Next »[5]
#norelated
#contents
*ラニビズマブ(遺伝子組換え)(Ranibizumab genetical recombination) [#q1fe9963]
''眼科用VEGF阻害剤(ヒト化抗VEGFモノクローナル抗体Fab断片)''
VEGF:vascular endothelial growth factor (血管内皮増殖因子)
-ルセンティス硝子体内注射液 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)

**作用と効果 [#gac3f005]
***糖尿病黄斑浮腫 [#lb0e91c8]
網膜の血管からの血液成分の漏れに関わっているVEGF(血管内皮増殖因子)を阻害することにより、血管から漏れ出す量が減って黄斑浮腫を改善し、その結果低下していた視力を改善させます。
通常、糖尿病黄斑浮腫の治療に用いられます。

***中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症 [#pdede757]
脈絡膜新生血管の発生と成長に関わっているVEGF(血管内皮増殖因子)を阻害することにより、脈絡膜新生血管を萎縮・消失させ、その結果低下していた視力を改善させます。
通常、中心窩脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症の治療に用いられます。

***病的近視における脈絡膜新生血管 [#de72e330]

脈絡膜新生血管の発生と成長に関わっているVEGF(血管内皮増殖因子)を阻害することにより、脈絡膜新生血管を萎縮・消失させ、その結果低下していた視力を改善させます。
通常、病的近視における脈絡膜新生血管の治療に用いられます。

***網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫 [#j6105a32]

網膜の血管からの血液成分の漏れに関わっているVEGF(血管内皮増殖因子)を阻害することにより、血管から漏れ出す量が減って黄斑浮腫を改善し、その結果低下していた視力を改善させます。
通常、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫の治療に用いられます。

**用法・用量 [#l0fe9425]
***糖尿病黄斑浮腫 [#m7f8e42e]
通常、初回注射後は、毎月の症状や効果を見ながら使用するかどうか決めますが、少なくとも1ヵ月以上の間隔をあけます。この薬は眼球内(硝子体内)に注射します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。

***中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症 [#sbac4392]
通常、最初は1ヵ月ごとに1回、連続3ヵ月(計3回)、眼球内(硝子体内)に注射します。その後は、毎月の症状や効果を見ながら使用するかどうか決めますが、少なくとも1ヵ月以上の間隔をあけます。効果を見ながら長期間使用する場合があります。

***病的近視における脈絡膜新生血管 [#q42f4b2b]

通常、初回注射後は、定期的に症状や効果を見ながら使用するかどうか決めますが、少なくとも1ヵ月以上の間隔をあけます。この薬は眼球内(硝子体内)に注射します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。

***網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫 [#hbe1e4c5]

通常、初回注射後は、毎月の症状や効果を見ながら使用するかどうか決めますが、少なくとも1ヵ月以上の間隔をあけます。この薬は眼球内(硝子体内)に注射します。効果を見ながら長期間使用する場合があります。

**生活上の注意 [#f234c470]
注射のあとに一時的に眼がかすむことがありますので、その症状が回復するまで機械の操作や自動車などの運転はしないでください。

**副作用 [#bb9ea27f]
主な副作用として、眼炎症、結膜出血、眼圧上昇(眼の痛み、視力低下など)などが報告されています。

***稀な副作用 [#n1041d42]
-網膜出血、医原性外傷性白内障、眼内炎などの眼障害
視力低下、充血の悪化
-脳卒中
意識低下、片側の麻痺、しゃべりにくい

**ジェネリック医薬品 [#q7cae189]
-


« Prev[4]  Next »[5]