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メトグルコ錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:メトグルコ錠のソース

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#norelated
#contents
*メトホルミン塩酸塩(Metformin hydrochloride) [#b0ffdc1c]
''ビグアナイド系経口血糖降下剤 ''
-メトグルコ錠 (製薬会社:住友ファーマ株式会社/提携 Merck Santé(フランス))

**作用と効果 [#pe4ee29f]
筋肉での糖利用を促進したり、肝臓で糖をつくるのを抑制したりして血液中の糖(血糖値)を減らします。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。
-2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。
--食事療法・運動療法のみ
--食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用
-多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発、多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激
ただし、肥満、耐糖能異常、又はインスリン抵抗性のいずれかを呈する患者に限る。
**用法・用量 [#p64bba44]

-2型糖尿病
通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2~3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日750~1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,250mgまでとする。
通常、10歳以上の小児にはメトホルミン塩酸塩として1日500mgより開始し、1日2~3回に分割して食直前又は食後に経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、通常1日500~1,500mgとする。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日最高投与量は2,000mgまでとする。

-多嚢胞性卵巣症候群における排卵誘発
他の排卵誘発薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2~3回に分割して経口投与する。なお、本剤は排卵までに中止する。

-多嚢胞性卵巣症候群の生殖補助医療における調節卵巣刺激
他の卵巣刺激薬との併用で、通常、メトホルミン塩酸塩として500mgの1日1回経口投与より開始する。患者の忍容性を確認しながら増量し、1日投与量として1,500mgを超えない範囲で、1日2~3回に分割して経口投与する。なお、本剤は採卵までに中止する。
**生活上の注意 [#d9f7c01e]
-糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法です。
-薬を飲んでいれば大丈夫という訳ではありません。
-指示された規則正しい生活を心がけてください。
-アルコールを飲みすぎたり脱水症状になると乳酸アシドーシスを起こしやすくなりますので、注意してください。
-低血糖により動悸、めまい、手足のふるえなどがあらわれることがありますので、高所での作業、車の運転などの危険を伴う機械の操作には十分注意してください。
-糖尿病患者であることを家族にも理解してもらっておいてください。

**副作用 [#b4ec4957]
主な副作用として、下痢、吐き気、発疹、かゆみ、食欲不振、腹痛などが報告されています。

***稀な副作用 [#o692ef07]
-乳酸アシドーシス
悪心・嘔吐などの胃腸症状、倦怠感、筋肉痛

乳酸アシドーシス
血中乳酸値の上昇、乳酸/ピルビン酸比の上昇、血液pHの低下、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸等の症状がみられる。

-低血糖
脱力感、空腹感、発汗
-肝機能障害、黄疸
AST、ALT、ALP、γ-GTP、ビリルビンの著しい上昇がみられる。
全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
-横紋筋融解症
筋肉痛、こわばり、しびれ、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇がみられる。

***その他の副作用 [#sd42f6c8]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|-|貧血、白血球増加、好酸球増加、白血球減少|血小板減少|
|肝臓|-|肝機能異常|-|-|
//|肝胆道系|-|-|-|-|
|腎臓|-|-|BUN上昇、クレアチニン上昇|-|
//|膵臓|-|-|-|-|
//|泌尿器|-|-|-|-|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
//|精神神経系|-|-|-|-|
//|精神系|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|
//|感覚器|-|-|-|-|
//|眼|-|-|-|-|
//|耳|-|-|-|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
//|循環器・心臓|-|-|-|-|
//|血管|-|-|-|-|
//|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|-|
|消化器|下痢、悪心、食欲不振、腹痛、嘔吐|消化不良、腹部膨満感、便秘、胃炎|胃腸障害、放屁増加|-|
//|皮膚・皮下組織系|-|-|-|-|
|過敏症|-|-|発疹、そう痒|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
|代謝及び栄養|乳酸上昇|CK上昇、血中カリウム上昇|血中尿酸増加|ケトーシス|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-|
//|全身|-|-|-|-|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|-|めまい・ふらつき|全身倦怠感、空腹感、眠気、動悸、脱力感、発汗、味覚異常、頭重、頭痛、浮腫、ビタミンB12減少|筋肉痛|
//|臨床検査|-|-|-|-|


**ジェネリック医薬品 [#jd9468af]
-メトホルミン塩酸塩錠

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