2: 2014-07-24 (木) 20:18:38 seria |
現: 2020-10-14 (水) 17:14:19 kondo |
| ''リウマチ治療薬'' | | ''リウマチ治療薬'' |
| -ケアラム錠 (製薬会社:エーザイ株式会社) | | -ケアラム錠 (製薬会社:エーザイ株式会社) |
| + | --薬価 |
| + | 25mg/錠 157.7円(2020年4月1日以降) |
| -コルベット錠 (製薬会社:大正富山医薬品株式会社) | | -コルベット錠 (製薬会社:大正富山医薬品株式会社) |
| + | --薬価 |
| + | 25mg/錠 157.7円(2020年4月1日以降) |
| + | |
| **作用と効果 [#wd158643] | | **作用と効果 [#wd158643] |
| 免疫機能や炎症に関与している細胞の働きを抑えることにより、関節の腫れや痛みの症状を改善します。 | | 免疫機能や炎症に関与している細胞の働きを抑えることにより、関節の腫れや痛みの症状を改善します。 |
| | | |
| **用法・用量 [#b85862da] | | **用法・用量 [#b85862da] |
- | 通常、成人は1回1錠(主成分として25mg)を1日1回朝食後に4週間以上服用します。その後、医師の指示がありましたら、1回1錠を1日2回(朝食後、夕食後)に増量します。1日2錠(50mg)が上限です。必ず指示された服用方法に従ってください。 | + | 通常、成人にはイグラチモドとして、1回25mgを1日1回朝食後に4週間以上経口投与し、それ以降、1回25mgを1日2回(朝食後、夕食後)に増量する。 |
| | | |
- | 飲み忘れた場合は、飲み忘れた分をとばして、次の服用時間に1回分(1錠)を飲んでください。絶対に、2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。この薬は、飲み始めて16週までには効果があらわれてきます。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めたり、量を加減しないでください。 | |
| **使用上の注意 [#rfb925d0] | | **使用上の注意 [#rfb925d0] |
| 抗凝固薬として用いられるワーファリン錠(一般名:ワルファリン)との併用は行わないようにすること。 | | 抗凝固薬として用いられるワーファリン錠(一般名:ワルファリン)との併用は行わないようにすること。 |
| **副作用 [#t9f29b07] | | **副作用 [#t9f29b07] |
| 主な副作用として、腹痛、発疹、蕁麻疹、紅斑、光線過敏性反応、かゆみ、口内炎、鼻咽頭炎などが報告されています。 | | 主な副作用として、腹痛、発疹、蕁麻疹、紅斑、光線過敏性反応、かゆみ、口内炎、鼻咽頭炎などが報告されています。 |
- | | + | -本剤単独投与時 |
- | ***稀な副作用 [#c7b06792] | + | 主なものは、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、γ‐GTP増加、Al‐P増加、NAG増加、尿中β2ミクログロブリン増加、総胆汁酸増加、腹痛、発疹 等 |
| + | -メトトレキサート(6~8mg/週)との併用 |
| + | 主なものは、AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、リンパ球減少、鼻咽頭炎、血中鉄減少、γ‐GTP増加、尿中β2ミクログロブリン増加 等 |
| + | ***重大な副作用 [#a7e32726] |
| -肝機能障害、黄疸 | | -肝機能障害、黄疸 |
| 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる | | 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる |
- | -汎血球減少、白血球減少 | + | AST(GOT)、ALT(GPT)の増加等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。 |
| + | -汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少 |
| のどの痛み、息切れ、鼻血・歯ぐきの出血 | | のどの痛み、息切れ、鼻血・歯ぐきの出血 |
| -消化性潰瘍 | | -消化性潰瘍 |
| -感染症 | | -感染症 |
| 発熱、寒気、関節の痛み | | 発熱、寒気、関節の痛み |
| + | 敗血症、膿胸 等 |
| + | |
| + | ***その他の副作用 [#s0a3bdad] |
| + | |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10~20%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5~1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5%未満| |
| + | |血液及びリンパ系障害|-|ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、好酸球増加、リンパ球減少、白血球増加、白血球減少、赤血球減少|貧血|血小板減少、血小板増加、好塩基球増加、好中球増加、好中球減少、単球増加、単球減少、リンパ球形態異常| |
| + | |肝臓|AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加、Al‐P増加、γ‐GTP増加|総胆汁酸増加|血中ビリルビン増加|尿中ウロビリノーゲン増加| |
| + | //|肝胆道系||||| |
| + | |腎臓|-|NAG増加、尿中β2ミクログロブリン増加、血中尿素増加、血中β2ミクログロブリン増加、尿中蛋白陽性、尿中赤血球陽性、尿中白血球陽性、尿円柱、尿沈さ陽性|血中クレアチニン増加|腎盂腎炎、頻尿| |
| + | //|泌尿器||||| |
| + | //|生殖系及び乳房||||| |
| + | //|精神系||||| |
| + | |神経系|-|-|めまい|頭痛、不眠症、傾眠、異常感| |
| + | //|感覚器||||| |
| + | //|眼||||| |
| + | //|耳||||| |
| + | //|循環器 心臓||||| |
| + | //|血管||||| |
| + | //|呼吸器||||| |
| + | |消化器|-|腹痛、口内炎、便潜血陽性、悪心、腹部不快感、下痢、消化性潰瘍|胃炎、消化不良、嘔吐、食欲減退、口唇炎|便秘、腹部膨満、舌炎、食道炎、心窩部不快感、胃腸炎、胃腸障害、歯周炎| |
| + | //|皮膚・皮下組織系||||| |
| + | |過敏症|-|発疹、そう痒症|湿疹、蕁麻疹|紅斑、光線過敏性反応| |
| + | //|下垂体・副腎皮質系||||| |
| + | //|免疫系||||| |
| + | |代謝及び栄養|-|血中鉄減少、BNP増加|血中コリンエステラーゼ減少、総蛋白減少|尿中ブドウ糖陽性、血中アルブミン減少、総鉄結合能減少、不飽和鉄結合能増加| |
| + | //|内分泌||||| |
| + | //|筋骨格系及び結合組織障害||||| |
| + | //|全身||||| |
| + | //|感染症||||| |
| + | //|投与部位||||| |
| + | //|抵抗機構||||| |
| + | |その他|-|血圧上昇、鼻咽頭炎、KL‐6増加|発熱、脱毛、味覚異常、上気道の炎症、浮腫|帯状疱疹、けん怠感、耳鳴、咳嗽、月経障害、カンジダ症、気管支炎、爪囲炎、咽頭炎、皮膚乾燥、動悸、口腔咽頭痛、背部痛、筋痙縮、悪寒、膀胱炎、真菌症| |
| + | //|臨床検査||||| |
| + | |
| **ジェネリック医薬品 [#i6f86d91] | | **ジェネリック医薬品 [#i6f86d91] |
| - | | - |