#norelated #contents *ALS 概要 [#caa8325c] 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし筋肉そのものの病気ではありません。筋肉を動かし、運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害を生じて、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚や知能、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。 **症状 [#b9267b27] 多くの場合は、手指の使いにくさや肘から先の力が弱くなり、筋肉がやせることで始まります。話しにくい、食べ物がのみ込みにくいという症状で始まることもあります。いずれの場合でも、やがては呼吸の筋肉を含めて全身の筋肉がやせて力がはいらなくなり、歩けなくなります。 のどの筋肉の力が入らなくなると声が出しにくくなり(構音障害)、水や食べ物ののみこみもできなくなります(嚥下障害)。 また、よだれや痰が増えることがあります。呼吸筋が弱まると呼吸も十分にできなくなります。進行しても通常は感覚や知能は問題なく、眼球運動障害や失禁もみられにくい病気です。 **原因 [#g2415b91] 原因は不明ですが、神経の老化と関連があるといわれています。 -原因遺伝子 家族性ALSの約2割ではスーパーオキシド・ジスムターゼ(SOD1)という酵素の遺伝子に異常が見つかっています。また、TDP43、FUS、optineurin、ユビキリン2、C9ORF72と呼ばれる遺伝子にも異常が見つかっています。 **診療科 [#x2d9172b] **検査 [#r276ddd9] **診断 [#jcdf26cc] **病期 ステージ [#a70ecfcc] **合併症 [#k5fc0f7c] **薬 [#l2d76030] -リルテック錠(一般名:リルゾール) ALSの進行を遅らせる作用があります。 **治療法 [#w1e5499b]
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