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ジフルカンドライシロップ のバックアップ差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:ジフルカンドライシロップ のバックアップ差分(No.1)

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1: 2013-11-27 (水) 19:46:13 seria[5] ソース[6]
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 +#norelated
 +#contents
 +*フルコナゾール(Fluconazole) [#kcc53e78]
 +''''
 +-ジフルカンドライシロップ (製薬会社:ファイザー株式会社)
 +**作用と効果 [#we37407c]
 +トリアゾール系の抗真菌剤で、真菌(カビの一種)の発育を抑え、体内の真菌感染症に効果を示します。
 +通常、真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎の治療に用いられます。
 +また、造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#y9fd8370]
 +
 +***カンジダ症 [#ta6a7230]
 +-成人
 +通常、1回主成分として50~100mgを1日1回服用します。
 +-小児
 +通常、1回主成分として3mg/kgを1日1回服用します。
 +
 +***クリプトコッカス症 [#lc407786]
 +-成人
 +通常、1回主成分として50~200mgを1日1回服用します。
 +なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日量主成分として400mgまで増量されます。
 +-小児
 +通常、1回主成分として3~6mg/kgを1日1回服用します。なお、重症または難治性真菌感染症の場合には、1日量として12mg/kgまで増量されます。
 +ただし、1日量として400mgを超えません。
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 +***造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防 [#d6ee5f07]
 +-成人
 +通常、1回主成分として400mgを1日1回服用します。
 +-小児
 +通常、1回主成分として12mg/kgを1日1回服用します。なお、状態に応じて適宜減量されます。
 +ただし、1日量として400mgを超えません。
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 +
 +-新生児
 +生後14日までの新生児は、主成分として小児と同じ用量を72時間毎に服用します。
 +生後15日以降の新生児は、主成分として小児と同じ用量を48時間毎に服用します。
 +
 +
 +本剤は懸濁液1mL中に主成分10mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +飲み忘れた場合は、1日以内に気がついた場合であれば、気がついた時点で1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
 +
 +**副作用 [#sb128e34]
 +主な副作用として、吐き気、下痢、発疹、頭痛、むくみ、発熱などが報告されています。
 +
 +***稀な副作用 [#b53ad518]
 +-ショック、アナフィラキシー
 +呼吸困難、冷汗、じんましん
 +-中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群
 +高熱、紅斑、口内炎
 +-血液障害
 +出血傾向(出血しやすく止まりにくい)、紫斑、けん怠感
 +-急性腎不全
 +尿量減少、手足や顔のむくみ、全身けん怠感
 +-肝障害
 +全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
 +
 +**ジェネリック医薬品 [#mda863f9]
 +-フルコナゾンカプセル
 +-フルコナゾールカプセル
 +-ミコシストカプセル
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