ページへ戻る

− Links

 印刷 

スーテントカプセル のソース :: 医療 Wiki

illness:スーテントカプセルのソース

« Prev[3]  
#norelated
#contents
*スニチニブリンゴ酸塩(Sunitinib malate) [#j35d0751]
''抗悪性腫瘍剤・キナーゼ阻害剤''
-スーテントカプセル (製薬会社:製造販売元 ファイザー株式会社)

**作用と効果 [#mf4ae46d]
腫瘍増殖と血管新生に関与する受容体を阻害し、抗腫瘍効果を示します。
通常、イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍、根治切除不能または転移性の腎細胞癌、膵神経内分泌腫瘍の治療に用いられます。

**用法・用量 [#n589cc86]
-イマチニブ抵抗性の消化管間質腫瘍、根治切除不能または転移性の腎細胞癌
通常、成人は1回4カプセル(スニチニブとして50mg)を1日1回4週間連続して服用します。その後2週間休薬します。これを1コースとして繰り返します。状態により適宜減量されることがあります。
-膵神経内分泌腫瘍
通常、成人は1回3カプセル(スニチニブとして37.5mg)を1日1回服用します。状態により適宜増減されますが、1日1回4カプセル(50mg)までになります。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、その薬は飲まずにとばして、次の決められた時間に次の薬を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

**副作用 [#c8724434]
主な副作用として、皮膚変色、手足症候群(ヒリヒリ感、ほてり感、腫れ)、食欲不振、疲労、下痢、貧血、高血圧、肝機能異常などが報告されています。

***重大な副作用 [#s1ed1f25]
-骨髄抑制
汎血球減少、血小板減少、白血球減少、好中球減少、貧血があらわれることがある。
発熱、出血傾向
-感染症
感染症
好中球減少の有無にかかわらず肺炎、敗血症、壊死性筋膜炎等の重篤な感染症があらわれることがある。
のどの痛み、発疹、細菌による感染
-高血圧
-出血
鼻出血、皮下出血、口腔内出血、性器出血、喀血、結膜出血、腫瘍出血、消化管出血、脳出血があらわれることがある。
-消化管穿孔
腫瘍の急激な壊死・縮小をきたし、消化管穿孔又は消化管瘻があらわれることがある。
-QT間隔延長、心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)
-心不全、左室駆出率低下、不整脈
倦怠感、動悸、気を失う
-肺塞栓症、深部静脈血栓症
-血栓性微小血管症
破砕赤血球を伴う貧血、血小板減少、腎機能障害等があらわれることがある。
-一過性脳虚血発作、脳梗塞
-播種性血管内凝固症候群(DIC)
血小板数、血清FDP値、血漿フィブリノゲン濃度等の血液検査に異常が認められることがある。
-てんかん様発作、可逆性後白質脳症症候群
高血圧、頭痛、覚醒低下、精神機能変化、皮質盲を含めた視力消失などが起こることがある。
-急性膵炎
-甲状腺機能障害
甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症があらわれることがある。
発汗、倦怠感、無力感
-肝不全、肝機能障害、黄疸
肝不全、AST、ALT、γ-GTP上昇を伴う肝機能障害、血中ビリルビンの増加、黄疸があらわれることがある。
-急性胆嚢炎
-間質性肺炎
-急性腎障害
-ネフローゼ症候群
-横紋筋融解症、ミオパシー
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等が起こることがある。
-副腎機能不全
-腫瘍崩壊症候群
-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑
-
-
-
***その他の副作用 [#c7cefac7]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|リンパ球数減少|好酸球数増加、単球数減少、血中エリスロポエチン増加|-|
//|肝臓|-|-|-|-|
|肝胆道系|-|-|脂肪肝|-|
|腎臓|-|血中クレアチニン増加、着色尿、蛋白尿、血尿、BUN増加、頻尿、排尿困難|腎機能障害、血中クレアチン増加、血中クレアチニン減少、水腎症、膿尿|-|
//|泌尿器|-|-|-|-|
|生殖系及び乳房|-|-|性器潰瘍、月経過多、不規則月経、月経遅延|-|
//|精神神経系|-|-|-|-|
|精神系|-|不眠症、抑うつ気分|-|不安|
|神経系|味覚異常、頭痛|めまい、ニューロパシー、味覚消失、しびれ感、記憶障害、振戦|平衡障害、意識消失、回転性めまい、傾眠、認知障害、思考力低下|錯感覚、知覚過敏、嗜眠|
//|感覚器|-|-|-|
|眼|-|流涙増加、結膜炎、霧視、視覚障害|眼乾燥、眼脂、眼瞼炎、光視症、睫毛変色、黄斑浮腫、深径覚の変化、白内障、涙腺刺激症状、眼の異物感|眼球浮腫|
|耳|-|-|耳鳴、耳介腫脹|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
|循環器・心臓|-|ほてり|徐脈、動悸、心筋梗塞、心嚢液貯留、頻脈、心筋症、心房細動、上室性不整脈|-|
//|血管|-|-|-|-|
|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|呼吸困難、鼻炎、咳嗽、発声障害、胸水、鼻乾燥、鼻痛|しゃっくり、湿性咳嗽、低酸素症、鼻浮腫、一酸化炭素拡散能減少、努力呼気量減少、肺水腫|-|
|消化器|下痢、悪心、口内炎、嘔吐、消化不良、腹痛、便秘、舌|口内乾燥、逆流性食道炎、肛門直腸障害[肛門炎、肛門潰瘍等]、口唇炎、歯肉炎、腹部膨満、腹部不快感、痔核、嚥下障害、胃炎、腹水、おくび、口唇乾燥、口のしびれ感、歯周炎|胃腸炎、変色便、胃腸障害、口腔内浮腫、痔瘻、歯痛、唾液分泌低下、歯肉萎縮、胃酸過多、齲歯|鼓腸、消化管潰瘍、食道炎|
|皮膚・皮下組織系|皮膚変色、手足症候群、発疹、毛髪変色、皮膚乾燥、顔面浮腫、紅斑、脱毛症|皮膚剥脱、そう痒症、水疱、皮膚炎、ざ瘡、爪の異常、過角化、多汗症、湿疹、爪変色、皮膚障害、紫斑、皮膚疼痛、蕁麻疹|皮膚色素脱失、毛髪色素脱失、皮下結節、皮膚びらん、硬結、被角血管腫、爪甲脱落症|皮膚病変、壊疽性膿皮症|
//|過敏症|-|-|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
|代謝及び栄養|食欲不振|リパーゼ増加、高アミラーゼ血症、脱水、低アルブミン血症、低リン酸血症、高尿酸血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、低蛋白血症、低ナトリウム血症、高血糖、高カリウム血症、低血糖症、高カルシウム血症|低マグネシウム血症、高ナトリウム血症、低クロール血症、高コレステロール血症、高脂血症、高リン酸塩血症、アルカローシス、テタニー、血中トリグリセリド増加、糖尿病悪化、グリコヘモグロビン増加、血中アミラーゼ減少|-|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
|内分泌|-|TSH増加|TSH減少、エストラジオール増加、甲状腺炎、遊離T3減少|-|
|筋骨格系及び結合組織障害|筋骨格痛|関節痛、筋痛、筋痙縮、筋力低下、骨痛|関節腫脹、筋硬直、関節炎、鼡径部痛、筋緊張|-|
//|全身|-|-|-|-|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
|感染症|-|上気道炎、ウイルス感染、真菌感染、毛包炎|尿路感染、蜂巣炎、麦粒腫、爪囲炎、肺炎、耳部感染、気管支炎、歯瘻、感染性腸炎|口腔感染|
//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|疲労、粘膜炎、浮腫、無力症|体重減少、発熱、LDH増加、悪寒、CK増加、ALP増加、倦怠感、胸痛、疼痛、体重増加、熱感|胸部不快感、CRP増加、創合併症、口渇、創傷治癒遅延、粘膜乾燥、握力低下、異常感、血管拡張、PO2低下、血胸、血中二酸化炭素増加|過敏症|
//|臨床検査|-|-|-|-|








//**ジェネリック医薬品
-

« Prev[3]