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セレコックス錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:セレコックス錠のソース

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*セレコキシブ(Celecoxib) [#p18eaadf]
''非ステロイド性消炎・鎮痛剤(COX-2選択的阻害剤)''
-セレコックス錠 (製薬会社:製造販売元 アステラス製薬株式会社/販売提携 ファイザー株式会社)

**作用と効果 [#d0b0551c]
炎症部位のシクロオキシゲナーゼ-2を選択的に阻害しプロスタグランジンの合成を抑えることにより、消炎・鎮痛作用を示し、炎症や関節の痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、強直性脊椎炎、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の治療とその症状の消炎・鎮痛や手術後、外傷後、抜歯後の症状の消炎・鎮痛に用いられます。

**用法・用量 [#xbc4fd72]
-関節リウマチ
通常、成人は1回1~2錠(主成分として100~200mg)を1日2回、朝・夕食後に服用します。
-変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎
通常、成人は1回1錠(主成分として100mg)を1日2回、朝・夕食後に服用します。
いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。
-手術後、外傷後、抜歯後
通常、成人は初回のみ4錠(主成分として400mg)、2回目以降は1回2錠(200mg)として1日2回服用します。服用間隔は6時間以上あけてください。
頓用の場合は初回のみ4錠(400mg)、必要に応じて2回目以降は1回2錠(200mg)を6時間以上あけて服用します。ただし、1日の服用は2回までです。
いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

**副作用 [#c47b5f27]
主な副作用として、腹痛、口内炎、下痢、吐き気、発疹などが報告されています。

***重大な副作用 [#s9f3ca38]
-ショック、アナフィラキシー様症状
顔面蒼白、冷汗、立ちくらみ
-消化性潰瘍、消化管出血、消化管穿孔
腹痛、吐血、下血
-心筋梗塞、脳卒中
前胸部の圧迫感、胸がしめつけられるように痛い、冷汗
-心不全、うっ血性心不全
息切れ、全身のむくみ、咳がでる
-肝不全、肝炎、肝機能障害、黄疸
肝不全、肝炎、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビン等の上昇、黄疸

-再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症、白血球減少症、血小板減少症
-急性腎障害、間質性腎炎
-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎
-間質性肺炎
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等

***その他の副作用 [#qef1d10e]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
//|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-|-|
//|肝臓|-|-|-|-|-|
|肝胆道系|-|ALT(GPT)増加|AST(GOT)増加、γ-GTP増加、Al-P増加、血中ビリルビン増加、尿ウロビリノーゲン陽性|-|-|
//|腎臓|-|-|-|-|-|
|泌尿器|β2-マイクログロブリン増加|NAG増加、尿潜血陽|尿蛋白陽性|多尿、尿閉、頻尿、腎機能障害|腎結石症、良性前立腺肥大症、前立腺炎、PSA増加、血中クレアチニン増加|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|-|
|精神神経系|-|傾眠|頭痛、浮動性めまい、味覚異常|酩酊感、体位性めまい、感覚鈍麻、意識レベルの低下|不眠症、睡眠障害、錯乱状態、不安、幻覚、筋緊張亢進、無嗅覚|
//|精神系|-|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|-|
|感覚器|-|-|耳鳴、回転性めまい|耳痛、霧視、眼そう痒症|硝子体浮遊物、結膜出血、聴力低下|
//|眼|-|-|-|-|-|
//|耳|-|-|-|-|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|-|
|循環器・心臓|-|-|高血圧、潮紅、動悸|高血圧増悪、循環虚脱|不整脈、頻脈、洞性徐脈、狭心症、不安定狭心症、大動脈弁閉鎖不全症、冠動脈硬化症、心室肥大、深部静脈血栓症、血腫|
//|血管|-|-|-|-|-|
|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|咽頭炎、鼻出血、鼻咽頭炎|気管支炎、咳嗽、鼻炎、副鼻腔炎、呼吸困難、発声障害|
|消化器|-|腹痛、口内炎、下痢、便潜血陽性|悪心、鼓腸、消化不良、便秘、胃炎、口内乾燥、舌障害、嘔吐、口角びらん、腹部膨満、上腹部痛、胃不快感|胃腸障害、舌炎、口腔内痛、食道炎、口の感覚鈍麻、アフタ性口内炎、口腔粘膜水疱形成、心窩部不快感、胃腸炎|歯の脱落、口腔内潰瘍、嚥下障害、胃食道逆流性疾患、膵炎、憩室、過敏性腸症候群、痔出血、排便回数増加|
|皮膚・皮下組織系|-|発疹|そう痒症、顔面浮腫、紅斑性皮疹、湿疹、蕁麻疹、薬疹|点状出血、斑状丘疹状皮疹、皮膚乾燥、頭部粃糠疹、多汗、皮膚炎、紅斑|斑状出血、光線過敏性反応、脱毛症、水疱性皮膚炎|
//|過敏症|-|-|-|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|-|
|代謝及び栄養|-|BUN増加|CK(CPK)増加、食欲不振、LDH増加、尿糖陽性|糖尿病|血中カリウム増加、血中ナトリウム増加|
//|体液・電解質|-|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|-|
//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-|-|
|全身|-|-|倦怠感、口渇、末梢性浮腫|悪寒、全身浮腫、疲労、ほてり、体重増加|インフルエンザ様疾患|
//|投与部位|-|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|-|
//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|-|
|その他|-|-|-|背部痛、筋硬直、関節痛、四肢痛、不正子宮出血、月経障害、ウイルス感染、細菌性腸炎、頚部痛|貧血、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン増加、真菌感染、細菌感染、ヘリコバクター感染、尿路感染、上気道感染、耳感染、帯状疱疹、丹毒、創傷感染、歯肉感染、迷路炎、アレルギー増悪、無菌性髄膜炎、筋痙縮、脂肪腫、ガングリオン、膣出血、乳房圧痛、卵巣嚢胞、閉経期症状、血中テストステロン減少、上顆炎、腱断裂、骨折、損傷|
//|臨床検査|-|-|-|-|-|

**ジェネリック医薬品 [#i2f48e87]
-セレコキシブ錠

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