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アービタックス注射液 のバックアップ差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:アービタックス注射液 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2015-09-29 (火) 00:36:00 kondo[5] ソース[6]
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 +*セツキシマブ(遺伝子組換え)(Cetuximab genetical recombination) [#gc600b21]
 +''抗悪性腫瘍剤 抗ヒトEGFR モノクローナル抗体''
 +-アービタックス注射液 (製薬会社:メルクセローノ株式会社)
 +**作用と効果 [#o0952b84]
 +がん細胞の増殖に関連する因子(EGFR:上皮細胞増殖因子受容体)を阻害することにより、がん細胞の増殖や分化を抑えます。
 +通常、EGFR陽性の大腸がん(結腸がん・直腸がん)や、頭頸部がんの治療に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#xec2b8da]
 +通常、成人は週に1回、静脈内に点滴します。具体的な使用については医師にお尋ねください。この薬を点滴する前に、インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)を予防するための薬(抗ヒスタミン剤など)を使用します。
 +
 +**生活上の注意 [#g46c852d]
 +注射の後、皮膚症状の発現や悪化を防ぐために、皮膚の清潔を心がけ、十分に保湿しましょう。入浴、シャワーのときにはぬるめのお湯を使い、長時間の入浴、シャワーは避けましょう。入浴、シャワー後はできるだけ「早め」に、「十分」に保湿してください。また、体を洗う時は低刺激のものを使用し、皮膚を強くこすらないよう優しく洗ってください。
 +
 +身につけるものは締め付けず、ゆったりとした衣類や靴を選ぶ、外出する時は十分な紫外線対策をするなど、皮膚への刺激をなるべく避けるようにしてください。
 +**副作用 [#qf209d1f]
 +主な副作用として、ざ瘡、皮膚乾燥、発疹、下痢、そう痒症、食欲不振、吐き気、疲労、粘膜の炎症、ざ瘡様皮膚炎、爪囲炎、口内炎などが報告されています。
 +
 +***稀な副作用 [#n6011767]
 +-インフュージョン・リアクション(薬剤注入に伴う反応)
 +急に呼吸が困難になる、蕁麻疹、血圧低下、意識消失などのアナフィラキシー症状
 +-重度の皮膚症状
 +にきびのような発疹、皮膚の乾燥・炎症など
 +-間質性肺疾患
 +咳が出る、息切れする、熱がある、倦怠感(だるさ)がある
 +-心不全
 +胸が痛い、胸が苦しい(狭心症、心筋梗塞などの症状)
 +-重度の下痢
 +腹痛、激しい下痢、脱水
 +-血栓塞栓症
 +息苦しい、胸が苦しい、ふくらはぎを押すと痛む
 +-感染症
 +肺炎、敗血症などの症状
 +
 +**ジェネリック医薬品 [#l0e4f777]
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