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メルカゾール錠 のバックアップ差分(No.1) :: 医療 Wiki

illness:メルカゾール錠 のバックアップ差分(No.1)

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1: 2012-05-24 (木) 20:13:53 seriza[5] ソース[6]
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 +#contents
 +*チアマゾール(Thiamazole) [#i7876896]
 +''抗甲状腺剤''
 +-メルカゾール錠 (製薬会社:中外製薬株式会社)
 +**作用と効果 [#q886ee9b]
 +甲状腺に作用し、甲状腺ホルモンの合成に必要な酵素の働きを阻害し、甲状腺ホルモンの過剰分泌をおさえます。 通常、バセドウ病、甲状腺機能亢進症の治療に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#e787bf6b]
 +-成人
 +通常、成人は初期量1日6錠(主成分として30mg)を3~4回に分けて服用します。重症には1日8~12錠(40~60mg)を服用します。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間ごとに漸減し、維持量1日1~2錠(5~10mg)を1~2回に分けて服用します。
 +-小児
 +通常、小児の初期量は5歳以上~10歳未満では1日2~4錠(主成分として10~20mg)、10歳以上~15歳未満では1日4~6錠(20~30mg)を2~4回に分けて服用します。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間ごとに漸減し、維持量1日1~2錠(5~10mg)を1~2回に分けて服用します。
 +-妊婦
 +通常、妊婦は初期量1日3~6錠(主成分として15~30mg)を3~4回に分けて服用します。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間ごとに漸減し、維持量1日1~2錠(5~10mg)を1~2回に分けて服用します。正常妊娠時の甲状腺機能検査値が低下しないよう、2週間ごとに検査し、必要最低限量を服用します。
 +
 +いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +飲み忘れた場合は、気がついた時に、1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。この薬は効果があらわれるのに時間がかかります。途中でやめると症状が悪化したり、病気が再発したりします。体調が良くなったと自己判断し、薬を飲むのをやめたり、効かないからといって量を増やしたりせず、指示どおりに飲み続けてください。
 +
 +**副作用 [#t34b85e7]
 +副作用として、発疹、蕁麻疹、発熱などが報告されています。
 +
 +
 +***稀な副作用 [#i2ab9fec]
 +-汎血球減少
 +めまい、鼻血、耳鳴り、歯ぐきの出血、動悸、息切れ、あおあざができる、出血しやすい
 +-再生不良性貧血
 +めまい、鼻血、歯ぐきの出血、動悸、息切れ、階段や坂を上る時の動悸や息切れ、あおあざができる、出血が止まりにくい
 +-無顆粒球症、白血球減少
 +発熱、のどの痛み、からだがだるい
 +-低プロトロンビン血症、第VII因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病
 +鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる、皮下出血、出血しやすい、出血が止まりにくい
 +-肝機能障害、黄疸
 +皮膚や白目が黄色くなる、尿が黄色い、尿が褐色になる、嘔吐、吐き気、食欲不振、かゆみ、からだがだるい
 +-SLE様症状
 +顔に蝶型の赤い斑点、発熱、筋肉の痛み、関節の痛み、リンパ節のはれ、からだがだるい、上腹部の痛み
 +-インスリン自己免疫症候群
 +冷や汗、空腹感、動悸、頭痛、手足のふるえ、ふらつき、めまい
 +-間質性肺炎
 +頭痛、息苦しい、発熱、から咳
 +-抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群
 +血尿、鼻みず、鼻づまり、咳、のどの痛み、発熱、あおあざができる、皮下出血によるあざ、皮膚の潰瘍
 +-横紋筋融解症
 +手足のこわばり、足のしびれ、脱力感、筋肉の痛み、赤褐色尿
 +
 +**ジェネリック医薬品 [#tb61c253]
 +- (製薬会社:)
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