#norelated #contents *バクロフェン(Baclofen) [#p3da6d45] ''抗痙縮剤'' -リオレサール錠 (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社) **作用と効果 [#k49c3855] 脊髄に作用し、過剰な筋肉反射の原因となっている神経伝達を抑え、脳や脊髄の損傷によって起こる筋肉のつっぱり、こわばりや麻痺を軽減します。 通常、脳血管障害、脳性(小児)麻痺、外傷後遺症などによる痙性麻痺の治療に用いられます。 -疾患による痙性麻痺 --脳血管障害、脳性(小児)麻痺、痙性脊髄麻痺、脊髄血管障害。 --頸部脊椎症、後縦靱帯骨化症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症。 --脊髄小脳変性症、外傷後遺症(脊髄損傷、頭部外傷)、術後後遺症(脳・脊髄腫瘍を含む)。 --その他の脳性疾患、その他のミエロパチー。 **用法・用量 [#aa44dd46] 通常、成人は主成分として1日5~15mgを1~3回に分けて服用することから始め、標準用量の1日6錠(30mg)まで2~3日毎に徐々に増量されます。本剤は1錠中に主成分として5mgを含有する製剤です。年齢・症状により適宜減量されます。 通常、小児は1回1/2錠(主成分として2.5mg)を1日2回または1回1錠(5mg)を1日1回から始め、1日標準用量として4~6歳は1~3錠(5~15mg)、7~11歳は1~4錠(5~20mg)、12~15歳は1~5錠(5~25mg)まで2~3日毎に徐々に増量されます。症状・体重により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 **副作用 [#c27795e5] 主な副作用として眠気、脱力感、悪心(吐き気)、食欲不振、ふらつき、めまい、頭痛、頭重、発疹などが報告されています。 ***重大な副作用 [#ufbe232f] -意識障害、呼吸抑制 意識障害、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状があらわれることがある。 意識低下、判断力低下、息苦しい -依存性(幻覚) 現実には存在しないものが見えたり、聞こえたりする -依存性(錯乱) 考えがまとまらない、時間や場所などが判らなくなる ***その他の副作用 [#m31a0f33] |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| //|血液及びリンパ系障害||||| |肝臓|-|-|肝障害|AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇| //|肝胆道系||||| //|腎臓||||| |泌尿器|-|尿失禁、排尿困難、頻尿|勃起消失|-| //|生殖系及び乳房||||| |精神神経系||眠気、頭痛、頭重、知覚異常(しびれ等)、筋肉痛、鎮静、抑うつ、不眠、痙攣発作、意識障害、幻覚、情緒不安定、嚥下力低下、歩行障害|せん妄、酩酊感、構音障害、舌の運動障害、不随意運動、顔面チック、痙縮増悪、耳鳴、視調節障害|眼振| //|神経系||||| //|感覚器||||| //|眼||||| //|耳||||| //|錐体外路症状||||| |循環器 心臓|-|-|血圧低下、下肢うっ血、頻脈|徐脈| //|血管||||| //|呼吸器||||| |消化器|-|悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、便秘、腹痛、腹部膨満感、口渇、胸やけ|流涎、空腹感|-| //|皮膚・皮下組織系||||| |過敏症|-|発疹|蕁麻疹|-| //|下垂体・副腎皮質系||||| //|免疫系||||| //|代謝及び栄養||||| //|内分泌||||| //|筋骨格系及び結合組織障害||||| |全身|-|脱力感、筋力低下、ふらつき、めまい、全身けん怠感|-|低体温、薬剤離脱症候群| //|投与部位||||| //|感染症||||| //|抵抗機構||||| |その他|-|浮腫、胸部圧迫感|発汗|味覚異常、呼吸困難、血糖値上昇| //|臨床検査||||| **同じ成分の医薬品 [#pce57a44] -ギャバロン錠 -ギャバロン髄注 //**ジェネリック医薬品 -
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