#norelated #contents *ミカファンギンナトリウム(Micafungin Sodium) [#t0fa9200] ''キャンディン系抗真菌剤'' -ファンガード点滴用 (製薬会社:アステラス製薬株式会社) **作用と効果 [#g219578f] アスペルギルス属及びカンジダ属による下記感染症 真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症 **用法・用量 [#ld544a83] -成人の場合 --アスペルギルス症 通常、成人にはミカファンギンナトリウムとして50〜150mg(力価)を1日1回点滴静注する。 重症又は難治性アスペルギルス症には症状に応じて増量できるが、1日300mg(力価)を上限とする。 --カンジダ症 通常、成人にはミカファンギンナトリウムとして50mg(力価)を1日1回点滴静注する。 重症又は難治性カンジダ症には症状に応じて増量できるが、1日300mg(力価)を上限とする。 -小児の場合 -アスペルギルス症 通常、小児にはミカファンギンナトリウムとして1〜3mg(力価)/kgを1日1回点滴静注する。 重症又は難治性アスペルギルス症には症状に応じて増量できるが、1日6mg(力価)/kgを上限とする。 -カンジダ症 通常、小児にはミカファンギンナトリウムとして1mg(力価)/kgを1日1回点滴静注する。 重症又は難治性カンジダ症には症状に応じて増量できるが、1日6mg(力価)/kgを上限とする。 ---点滴静注に際しては、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は補液に溶解し、1時間以上かけて行う。 溶解にあたっては、注射用水を使用しないこと。[溶液が等張とならないため。] ---点滴静注に際しては、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は補液に溶解し、75mg(力価)以下では30分以上、75mg(力価)を超えて投与する場合は1時間以上かけて行う。 溶解にあたっては、注射用水を使用しないこと。[溶液が等張とならないため。] **生活上の注意 [#m4e7f1ac] **副作用 [#jc602504] -アスペルギルス症及びカンジダ症 --成人の場合 静脈炎、関節炎、血管痛、悪寒、頭痛、高血圧、動悸、下痢、軟便、発疹、丘疹性皮疹、Al-P上昇、BUN上昇、γ-GTP上昇、ALT(GPT)上昇、クレアチニン上昇 等 -小児の場合 アナフィラキシー様反応、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇 等 ***重大な副作用 [#j5e09b45] -血液障害 白血球減少、好中球減少、溶血性貧血(血管内溶血を含む)、血小板減少があらわれることがある。 -ショック、アナフィラキシー -肝機能障害、黄疸 AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。 -急性腎不全 -中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑 - - ***その他の副作用 [#n208e2af] |BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明| |血液及びリンパ系障害|-|好酸球増多|-|-| |肝臓|-|AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇|-|-| //|肝胆道系||||| |腎臓|-|BUN上昇、クレアチニン上昇|クレアチニンクリアランス低下|-| //|泌尿器||||| //|生殖系及び乳房||||| //|精神系||||| //|神経系||||| //|感覚器||||| //|眼||||| //|耳||||| |循環器 心臓|-|動悸|高血圧|-| //|血管||||| //|呼吸器||||| |消化器|-|下痢、悪心、嘔吐|軟便|-| |皮膚・皮下組織系|-|発疹|-|-| //|過敏症||||| //|下垂体・副腎皮質系||||| //|免疫系||||| |代謝及び栄養|-|カリウム上昇、カリウム低下|-|低カルシウム血症、低マグネシウム血症| //|内分泌||||| //|筋骨格系及び結合組織障害||||| //|全身||||| //|感染症||||| //|投与部位||||| //|抵抗機構||||| |その他|-|静脈炎、関節炎、悪寒、頭痛、CK(CPK)上昇、発熱|血管痛、ミオグロビン上昇|-| //|臨床検査||||| //**ジェネリック医薬品 -
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