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スタレボ配合錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:スタレボ配合錠のソース

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*レボドパ(Levodopa) カルビドパ水和物(Carbidopa Hydrate) エンタカポン(Entacapone) [#tc3c4ce0]
''抗パーキンソン剤''
-スタレボ配合錠L (製薬会社:ノバルティス ファーマ株式会社)

**作用と効果 [#yff67de2]
レボドパ、カルビドパとエンタカポンの配合剤です。レボドパは脳に移行してドパミンに変わり、不足しているドパミンを補い、パーキンソン病の症状を改善します。
カルビドパとエンタカポンは、末梢でのレボドパの代謝酵素を阻害し、レボドパの脳内への移行を高めます。
通常、パーキンソン病における症状の日内変動(ウェアリングオフ現象)の改善に用いられます。

**用法・用量 [#n211d673]
通常、成人は1回1~2錠を服用します。症状により用量、服用回数が調節されますが、レボドパとして1日1,500mg、カルビドパとして1日150mg、エンタカポンとして1日1,600mg超えません。また、服用回数は1日8回までです。本剤は1錠中にレボドパ50mgを含有します。
必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついた時に出来るだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分飲んでください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
急に飲むのを止めると高熱、筋肉のこわばりなどがあらわれるおそれがあります。

**生活上の注意 [#v3dd4167]
-前兆もなく突然眠ってしまったり、傾眠(うとうと状態)や起立性低血圧があらわれることがありますので、自動車の運転、高所での作業など危険を伴う作業には従事しないでください。
-汗、尿、唾液、痰、口の中が赤褐色や黒色などになることがあります。
-この薬が尿に排泄されて尿の変色がありますが、それとは別に重い副作用(横紋筋融解症)で尿が赤黒くなることがあり、筋肉の痛みなどを伴った場合はすぐに医師の診療を受けてください。
-ギャンブルや無計画な買い物を繰り返したり、性欲や食欲が異常に高まるなど、衝動が抑えられない症状があらわれることがあります。このような症状があらわれた場合は、医師に相談してください。

**副作用 [#wbcbe716]
主な副作用として、ジスキネジー(舌を動かしたり出し入れする、絶えず噛むような口の動き)、便秘、着色尿、幻覚、吐き気、傾眠(うとうと状態)、貧血、ジストニー(体や手足が意思に反して動く)、不眠症などが報告されています。

***重大な副作用 [#d991f632]
-悪性症候群
本剤の急激な減量又は投与中止により、高熱、意識障害(昏睡)、運動症状(高度の筋硬直、ミオクローヌス、振戦)、不随意運動、精神状態変化(激越、錯乱等)、ショック状態、自律神経機能異常(頻脈、不安定血圧)等があらわれ、CK(CPK)上昇を伴う横紋筋融解症又は急性腎不全に至るおそれがある。
高熱、意識障害、筋肉のこわばり
-横紋筋融解症
筋肉痛、こわばり、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇 等
手足の脱力、尿の赤黒い着色
-突発的睡眠、傾眠
前兆もなく突然眠る、うとうと状態
-幻覚、幻視、幻聴、錯乱、抑うつ
現実には存在しないものが見えたり聞こえたりする、考えがまとまらない、気分が憂うつでやる気がしない
-肝機能障害
食欲不振、全身倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる
-胃潰瘍・十二指腸潰瘍の悪化
-溶血性貧血、血小板減少
-閉塞隅角緑内障
急激な眼圧上昇を伴う閉塞隅角緑内障を起こすことがあるので、霧視、眼痛、充血、頭痛、嘔気 等

***その他の副作用 [#tc8c41aa]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|貧血|ヘモグロビン減少、白血球数減少、赤血球数減少、白血球数増加|ヘマトクリット減少、鉄欠乏性貧血|顆粒球数減少|
//|肝臓|-|-|-|-|
|肝胆道系|-|AST(GOT)増加、ALT(GPT)増加|γ-GTP増加-|-|
|腎臓|着色尿|尿潜血陽性、頻尿、BUN上昇|-|尿閉、排尿異常|
//|泌尿器|-|-|-|-|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
|精神系|不眠症|悪夢、妄想|不安、病的性欲亢進、異常な夢|激越、精神病、衝動制御障害(病的賭博、リビドー亢進、性欲過剰等)、易刺激性、失見当識、自殺企図、ドパミン調節障害症候群|
|神経系|ジスキネジー、ジストニー|頭痛、浮動性めまい、体位性めまい、パーキンソニズム悪化(アップダウン現象等)|味覚異常、運動過多、振戦|失神、回転性めまい、運動低下、オンオフ現象、精神的機能障害(記憶障害、認知症等)、感覚鈍麻|
//|感覚器|-|-|-|-|
|眼|-|-|-|霧視、視力障害|
//|耳|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
|循環器・心臓|-|-|-|心拍数不整、動悸、不整脈、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞等)|
//|血管|-|-|-|-|
//|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|-|
|消化器|便秘、悪心|上腹部痛、下痢注3)、胃不快感、食欲不振、嘔吐、レッチング、消化不良、胃炎|腹痛|鼓腸、大腸炎、腹部不快感、嚥下障害、食欲減退、口内乾燥、腹部膨満、流涎過多、口内炎、胃腸出血|
|皮膚・皮下組織系|-|-|多汗症|発疹(紅斑性又は斑状丘疹状の皮疹)、蕁麻疹、紫斑、皮膚・毛髪・髭・爪・汗の変色注2)、脱毛症、血管浮腫|
//|過敏症|-|-|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
//|代謝及び栄養|-|-|-|-|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
|筋骨格系及び結合組織障害|-|関節痛、筋肉痛|背部痛、筋痙攣|筋痙縮|
|全身|-|けん怠感、末梢性浮腫、口渇|-|疲労、無力症、歩行障害、胸痛、浮腫|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|-|CK(CPK)増加、LDH増加、ALP増加、血圧低下、起立性低血圧、高血圧、体重減少、転倒|呼吸困難|細菌感染、尿路感染、血清鉄減少、血圧上昇、DNA抗体陽性、クームス試験陽性、ほてり、発声障害、唾液・痰・口腔内粘膜・便の変色|
//|臨床検査|-|-|-|-|




//**ジェネリック医薬品
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