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PSP試験 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:PSP試験 の変更点

  
現: 2011-06-01 (水) 19:18:08 seriza[3] ソース[4]
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 +#norelated
 +#contents
 +*フェノールスルホンフタレイン [#t46295cc]
 +PSPは、フェノールスルホンフタレインと呼ばれる色素です。腎臓は血液内に入った異物を尿に排泄する働きがありますから、PSPを血管内に注射して、それを一定時間内にどれだけ排泄できるかをみることで、腎臓の機能を調べることが出来ます。
 +-基準値
 +15分値 25%以上
 +**何がわかるのか [#ze573df5]
 +PSPは、血管内に入っても変化することはなく、ほとんど尿細管から排泄されますから、尿細管に異常があると排泄が低下します。そのため、この検査では尿細管の機能を調べることが出来ます。
 +
 +**どのような検査か [#kb8acf40]
 +PSPという赤い色素の溶液を静脈に注射して、15分後、30分後、60分後、120分後に尿をとります。そして、注射した赤い色素の何%が尿中に排泄されたかを調べます。
 +
 +**検査を受ける時の注意 [#t9c99237]
 +指示に従って検査を受けて下さい。特に苦痛はありません。
 +
 +**検査結果の判定 [#x0b6a7d9]
 +15分値が最も重要で、25%未満であれば、腎臓の機能に何らかの障害があると考えられます。正常なら15分後には25~50%、120分後には55%以上が排泄されます。高齢者は30分値で判定することもあります。
 +
 +**異常な場合に疑われる病気 [#z2b3fc37]
 +急性腎炎、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、尿毒症など。
  

  • PSP試験 のバックアップ差分(No. All)