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IBRANCE の変更点 :: 医療 Wiki

illness:IBRANCE の変更点

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2: 2016-01-17 (日) 21:11:50 cons[4] ソース[5] 現: 2016-11-17 (木) 15:44:54 kondo[4] ソース[6]
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*パルボシクリブ(Palbociclib) [#hfce3856] *パルボシクリブ(Palbociclib) [#hfce3856]
''サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬'' ''サイクリン依存性キナーゼ(CDK)4/6阻害薬''
--IBRANCE (製薬会社:ファイザー)+-IBRANCE (製薬会社:ファイザー株式会社)
-IBRANCEは、サイクリン依存性キナーゼ(CDK) 4/6のファースト・イン・クラス経口阻害薬です。CDK4/6は、細胞周期の調節に主要な役割を果たしており、細胞増殖を引き起こします。+IBRANCE(イブランス)は、サイクリン依存性キナーゼ(CDK) 4/6のファースト・イン・クラス経口阻害薬です。CDK4/6は、細胞周期の調節に主要な役割を果たしており、細胞増殖を引き起こします。
-IBRANCEは米国において、レトロゾールとの併用で、ER+HER2-進行性乳がんの一次治療薬として承認されています。 +IBRANCEは米国において、レトロゾールとの併用で、ホルモン受容体陽性・ヒト上皮成長因子受容体2陰性(HR+HER2-)進行性乳がんの一次治療薬として承認されています。
- +
-本適応症は、PFSの結果に基づいています。本承認取得は条件付きであり、検証的試験における臨床的ベネフィットの検証が必要とされています。第III相検証試験であるPALOMA-2は、被験者の登録が完了しています。+
IBRANCEは、アルバニア、チリ、マカオでも承認されています。 IBRANCEは、アルバニア、チリ、マカオでも承認されています。
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**作用と効果 [#b53d0a84] **作用と効果 [#b53d0a84]
-ER+ HER2-閉経後進行乳がんに対する一次治療+ホルモン受容体陽性・ヒト上皮成長因子受容体2陰性(HR+ HER2-)閉経後進行乳がんに対する一次治療
**用法・用量 [#o0d29025] **用法・用量 [#o0d29025]
IBRANCEの推奨用量は1日1回125mg経口投与、28日間を1サイクルとし、その後7日間休薬します。食後にレトロゾール2.5 mg(1日1回連続投与)と併用投与してください。 IBRANCEの推奨用量は1日1回125mg経口投与、28日間を1サイクルとし、その後7日間休薬します。食後にレトロゾール2.5 mg(1日1回連続投与)と併用投与してください。
 +-フェマーラ錠(一般名:レトロゾール)
 +カプセルは丸ごと飲み込んでください。破損している場合や割れている場合は飲まないでください。吐き出したり飲み忘れたりした場合は、その日は追加で飲まないでください。翌日、処方に従って決まった時間に服用してください。
 +***併用 [#q31e8ad7]
 +-パルボシクリブ(IBRANCE)は、レトロゾール、フルベストラントいずれの併用についても、全米総合癌センターネットワーク(NCCN)によって推奨されています。
-カプセルは丸ごと飲み込んでください。破損している場合や割れている場合は飲まないでください。吐き出したり飲み忘れたりした場合は、その日は追加で飲まないでください。翌日、処方に従って決まった時間に服用してください。+-パルボシクリブ+レトロゾールは、HR+HER2-閉経後転移乳がんの一次治療として推奨されています。
 +-パルボシクリブ+フルベストラントは、内分泌療法後に疾患が進行したHR+HER2-閉経後転移乳がんまたは閉経前転移乳がん[黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)作動薬を併用]の治療として推奨されています。
**生活上の注意 [#fddc9c74] **生活上の注意 [#fddc9c74]
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