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注射用イホマイド の変更点 :: 医療 Wiki

illness:注射用イホマイド の変更点

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1: 2016-04-05 (火) 17:51:41 cons[4] ソース[5] 現: 2016-04-05 (火) 17:52:53 kondo[4] ソース[6]
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通常、成人にはイホスファミドとして1日1.5〜3g(30〜60mg/kg)を3〜5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。 通常、成人にはイホスファミドとして1日1.5〜3g(30〜60mg/kg)を3〜5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
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***再発又は難治性の胚細胞腫瘍の場合 [#t5ef95c1] ***再発又は難治性の胚細胞腫瘍の場合 [#t5ef95c1]
確立された標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法を行い、通常、成人にはイホスファミドとして1日1.2g/m2(体表面積)を5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。 確立された標準的な他の抗悪性腫瘍剤との併用療法を行い、通常、成人にはイホスファミドとして1日1.2g/m2(体表面積)を5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。
なお、患者の状態により適宜減量する。 なお、患者の状態により適宜減量する。
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***悪性リンパ腫の場合 [#m8a5c115] ***悪性リンパ腫の場合 [#m8a5c115]
-他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、イホスファミドとして1日0.8〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。 -他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、イホスファミドとして1日0.8〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。
なお、年齢、併用薬、患者の状態により適宜減量する。 なお、年齢、併用薬、患者の状態により適宜減量する。
-総投与量はイホスファミドとして1コース10g/m2以下、小児では全治療コース80g/m2以下とする。 -総投与量はイホスファミドとして1コース10g/m2以下、小児では全治療コース80g/m2以下とする。
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***悪性骨・軟部腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法及び本剤単独投与の場合 [#t531c227] ***悪性骨・軟部腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法及び本剤単独投与の場合 [#t531c227]
-ドキソルビシン塩酸塩との併用において、成人には、通常1コースは、イホスファミドとして1日1.5〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。 -ドキソルビシン塩酸塩との併用において、成人には、通常1コースは、イホスファミドとして1日1.5〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。
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なお、年齢,患者の状態により適宜減量する。 なお、年齢,患者の状態により適宜減量する。
-本剤の単独投与において、成人には、1コースは、イホスファミドとして総投与量14g/m2までを点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って反復投与する。 -本剤の単独投与において、成人には、1コースは、イホスファミドとして総投与量14g/m2までを点滴静注又は静脈内に注射する。末梢白血球の回復を待って反復投与する。
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***小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫等)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合 [#of83c8d7] ***小児悪性固形腫瘍(ユーイング肉腫ファミリー腫瘍、横紋筋肉腫、神経芽腫、網膜芽腫、肝芽腫、腎芽腫等)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法の場合 [#of83c8d7]
-他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、イホスファミドとして1日1.5〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。 -他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、イホスファミドとして1日1.5〜3g/m2(体表面積)を3〜5日間連日点滴静注する。これを1コースとし、末梢白血球の回復を待って3〜4週間ごとに反復投与する。
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意識障害を伴う痙攣発作,譫妄(意識障害,幻覚及び錯乱)があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 意識障害を伴う痙攣発作,譫妄(意識障害,幻覚及び錯乱)があらわれることがあるので,このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
--間質性肺炎,肺水腫 +-間質性肺炎、肺水腫
-間質性肺炎、肺水腫があらわれることがある。+
--心筋障害,不整脈+-心筋障害、不整脈
心不全、心室性期外収縮、心房細動、上室性期外収縮等があらわれることがある。 心不全、心室性期外収縮、心房細動、上室性期外収縮等があらわれることがある。
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