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十二指腸液検査 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:十二指腸液検査 の変更点

  
現: 2013-05-01 (水) 15:21:49 seriza[3] ソース[4]
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 +*十二指腸液 [#v0e54d4c]
 +口から十二指腸に管(十二指腸ゾンデ)を挿入して、十二指腸に分泌される胆汁や膵液を採取し調べる検査です。
 +**何がわかるのか [#n6777738]
 +十二指腸に分泌される胆汁を調べることで、肝臓、胆嚢、胆管の異常、胆嚢の濃縮力、胆石の有無、寄生虫や細菌の感染などがわかります。また、膵液を調べることで膵臓の細菌感染や、膵炎の状態がわかり、膵臓がんの発見にも役立ちます。
 +**どのような検査か [#u0df0fa2]
 +喉を麻酔したあとに口から管を入れて十二指腸まで挿入し、十二指腸液を採取します。
 +**検査を受ける時の注意 [#q8f613dc]
 +前日、夕食をとった後は絶食します。
 +唾が出ても飲み込まずに吐き出します。初めだけ少し苦痛があるかもしれません。苦痛があったら声を出さずに手で合図します。なるべくリラックスして受けましょう。検査時間20~30分。検査後1~2時間は飲食を控えます。
 +
 +**検査結果の判定 [#d2bb27fb]
 +胆汁が採取できないときには胆道の完全閉塞、胆汁が緑色ないしは黒褐色、あるいは濁りのある場合は胆道の炎症が考えられます。
 +胆砂があれば胆石が疑われ、寄生虫卵や細菌が検出されれば感染が明らかになります。がん細胞が見つかれば、胆道系のがんや膵臓のがんが疑われます。
 +
 +**異常な場合に疑われる病気 [#l702e23d]
 +閉塞性黄疸、胆石、胆嚢炎、胆嚢がん、胆管がん、膵炎、膵臓がん、肝臓ジストマなど。
  

  • 十二指腸液検査 のバックアップ差分(No. All)