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ロンゲス錠 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:ロンゲス錠 の変更点

  
現: 2013-04-19 (金) 20:58:01 seriza[3] ソース[4]
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 +*リシノプリル水和物(Lisinopril hydrate) [#zd6becd2]
 +''アンジオテンシン変換酵素阻害剤''
 +-ロンゲス錠 (製薬会社:塩野義製薬株式会社)
 +**作用と効果 [#gf541fe3]
 +アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬で、強力な血管収縮物質であるアンジオテンシンIIの生成を抑制し、血管を拡張させることで抗高血圧作用と抗心不全作用を示します。
 +通常、高血圧症や慢性心不全(軽症~中等症)の治療に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#kfd06341]
 +***高血圧症 [#q0bc9ff0]
 +通常、成人は1回2~4錠〔リシノプリル(無水物)として10~20mg〕を1日1回服用します。重症高血圧症または腎障害をともなう高血圧症の場合は、1錠〔リシノプリル(無水物)として5mg〕から始めることがあります。
 +通常、6歳以上の小児はリシノプリル(無水物)として1回体重1kgあたり0.07mgを1日1回服用します。ただし、1日量として20mgを超えません。
 +***慢性心不全 [#y43161a5]
 +通常、成人は1回1~2錠〔リシノプリル(無水物)として5~10mg〕を1日1回服用します。腎障害をともなう慢性心不全の場合は、半錠〔リシノプリル(無水物)として2.5mg〕から始めることがあります。
 +
 +いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
 +
 +**副作用 [#f2de94bb]
 +主な副作用として、咳などが報告されています。
 +
 +***稀な副作用 [#eaef529b]
 +-血管浮腫
 +息苦しい、顔・舌・のどなどのはれ、腹痛、下痢
 +-急性腎不全
 +むくみ、だるい、尿量が減るまたは尿が出ない
 +-高カリウム血症
 +手足に力が入らない、唇がしびれる、筋肉が衰える
 +-膵炎
 +胃・おなかの激しい痛み、吐き気、背中の痛み
 +-中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、天疱瘡様症状
 +高熱、水ぶくれ、眼や口など粘膜のただれ、全身の発赤
 +
 +**ジェネリック医薬品 [#ca295d8f]
 +-ロンゲリール錠
 +-リシノプリル錠
 +-ロコプール錠
  

  • ロンゲス錠 のバックアップ差分(No. All)