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トロンビン細粒 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:トロンビン細粒 の変更点

  
現: 2012-06-12 (火) 18:45:06 seriza[3] ソース[4]
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 +*トロンビン(Thrombin) [#qe6ce74a]
 +''上部消化管用止血剤''
 +-経口用トロンビン細粒 (製薬会社:持田製薬株式会社)
 +**作用と効果 [#z6059230]
 +トロンビンは生体内にある血液の凝固に関係する酵素の1つです。出血部位に不足しているトロンビンを補うことで、組織表面の出血を止める作用を示します。通常、消化管(食道、胃、十二指腸)の出血の治療に用いられます。
 +
 +**用法・用量 [#b3ef95ee]
 +この薬は緩衝剤(牛乳や病院から渡された水薬など)に溶かして飲まないと十分な効果が得られません。必ず溶かして服用してください。
 ++まず、緩衝剤を約50mL(コップ4分の1くらい)服用します。
 ++約5分後、コップに緩衝剤約50mLに通常2~4包(主成分として1~2万単位)を入れ、スプーンなどでかき混ぜて、よく溶かしてから服用します。
 ++出血の部位や症状により必要に応じて適宜増減されます。
 +
 +必ず指示された服用方法に従ってください。
 +
 +1日に数回服用する指示があった際に飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は忘れた分は飲まないで、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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 +**副作用 [#e3085fb0]
 +主な副作用として、腹部膨満感、下痢、発熱、発疹、発赤などが報告されています。
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 +***稀な副作用 [#v17762cf]
 +-ショック
 +息苦しい、顔色がまっ青になる、めまい・立ちくらみ
 +-凝固異常、異常出血
 +皮下出血、鼻血、歯ぐきの出血
 +
 +**ジェネリック医薬品 [#g1020281]
 +-経口用トロンビン細粒
 +-トロンビン経口・局所用液
  

  • トロンビン細粒 のバックアップ差分(No. All)