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トルツ皮下注 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:トルツ皮下注 の変更点

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4: 2019-12-04 (水) 20:08:51 kondo[4] ソース[5] 現: 2021-12-20 (月) 18:14:32 kondo[4] ソース[6]
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*イキセキズマブ(遺伝子組換え)注射液 [#q526c63d] *イキセキズマブ(遺伝子組換え)注射液 [#q526c63d]
''ヒト化抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤'' ''ヒト化抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤''
--トルツ皮下注オートインジェクター (製薬会社:日本イーライリリー株式会社) +-トルツ皮下注オートインジェクター (製薬会社:製造販売元 日本イーライリリー株式会社/販売提携 鳥居薬品株式会社) 
--トルツ皮下注シリンジ (製薬会社:日本イーライリリー株式会社)+-トルツ皮下注シリンジ (製薬会社:製造販売元 日本イーライリリー株式会社/販売提携 鳥居薬品株式会社)
**作用と効果 [#gaf995be] **作用と効果 [#gaf995be]
トルツは、サイトカインであるインターロイキン17A(IL-17A((IL-17A は自然発生するサイトカインで、通常の炎症及び免疫反応に関与します。)))に特異的 に結合し、IL-17受容体との相互作用を阻止するモノクローナル抗体です。 トルツは、サイトカインであるインターロイキン17A(IL-17A((IL-17A は自然発生するサイトカインで、通常の炎症及び免疫反応に関与します。)))に特異的 に結合し、IL-17受容体との相互作用を阻止するモノクローナル抗体です。
トルツは、炎症性サイトカイン及びケモカインの活性を抑制します。 トルツは、炎症性サイトカイン及びケモカインの活性を抑制します。
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既存治療で効果不十分な下記疾患 既存治療で効果不十分な下記疾患
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症 尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
-強直性脊椎炎 +強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎
**用法・用量 [#zc656717] **用法・用量 [#zc656717]
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-尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症 -尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
通常、成人にはイキセキズマブ(遺伝子組換え)として初回に160mgを皮下投与し、2週後から12週後までは1回80mgを2週間隔で皮下投与し、以降は1回80mgを4週間隔で皮下投与する。 通常、成人にはイキセキズマブ(遺伝子組換え)として初回に160mgを皮下投与し、2週後から12週後までは1回80mgを2週間隔で皮下投与し、以降は1回80mgを4週間隔で皮下投与する。
なお、12週時点で効果不十分な場合には、1回80mgを2週間隔で皮下投与できる。 なお、12週時点で効果不十分な場合には、1回80mgを2週間隔で皮下投与できる。
- +-強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎
--強直性脊椎炎+
通常、成人にはイキセキズマブ(遺伝子組換え)として1回80mgを4週間隔で皮下投与する。 通常、成人にはイキセキズマブ(遺伝子組換え)として1回80mgを4週間隔で皮下投与する。
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-好中球数減少 -好中球数減少
-炎症性腸疾患 -炎症性腸疾患
 +-間質性肺炎
 +咳嗽、呼吸困難、発熱等があらわれることがある。
***その他の副作用 [#v49acbfb] ***その他の副作用 [#v49acbfb]
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//|筋骨格系及び結合組織障害||||| //|筋骨格系及び結合組織障害|||||
//|全身||||| //|全身|||||
-|感染症|-|上気道感染(鼻咽頭炎、上気道感染)|白癬感染、口腔カンジダ症、鼻炎、結膜炎、インフルエンザ|-|+|感染症|-|上気道感染(鼻咽頭炎、上気道感染)、白癬感染|口腔カンジダ症、鼻炎、結膜炎、インフルエンザ|-|
|投与部位|注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位疼痛等)|-|-|-| |投与部位|注射部位反応(注射部位紅斑、注射部位疼痛等)|-|-|-|
//|抵抗機構||||| //|抵抗機構|||||
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