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現: 2011-06-09 (木) 21:45:54 seriza ソース
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 +#norelated
 +#contents
 +*ChE [#s3ff22d8]
 +コリンエステラーゼは体内にあるコリンエステルという物質を分解する酵素で、肝臓でつくられています。肝臓の働きが低下するとつくられる量が減るため、血液中のコリンエステラーゼは減少して、肝臓病の重症度をみることができます。
 +
 +-基準値
 +男性 242~495IU/ℓ
 +女性 200~459IU/ℓ
 +**何がわかるのか [#tb4fc57b]
 +コリンエステラーゼはアルブミンと同じく肝臓だけでつくられるので、両方の値は平行して変動します。また、プロトロンビン時間やBSP試験とも一致するので、これらの検査と合わせてみることによって、肝臓の障害されている程度が分り、慢性肝炎や肝硬変などの慢性の肝臓病の経過をみていくうえで、大変重要な検査となっています。
 +脂肪肝やネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症、糖尿病、高脂血症、原発性肝がんなどの場合には、数値が上昇することが分っています。
 +
 +**どのような検査か [#l11a31fb]
 +血液を採取して、遠心分離した後、分析器で測定します。
 +
 +**検査を受ける時の注意 [#o9fb55cd]
 +食事や運動の影響を受けないので、特に注意はありません。
 +
 +**検査結果の判定 [#j9dd3eb5]
 +基準値を下回っている場合は肝臓での産生が減って、肝機能が低下しているので慢性肝炎や肝硬変の悪化、がんの肝臓転移、農業中毒などが考えられます。
 +急性肝炎では、あまり低下しませんが、急に下がった時には劇症肝炎を考えます。
 +基準値を上回った場合には、肝臓でつくられる量が増えていることになりますが、その場合には甲状腺機能亢進症、脂肪肝、糖尿病、高脂血症、原発性肝がんなどが考えられます。
 +また、ネフローゼ症候群でも高値になりますが、これは腎臓から排泄されなくなるためです。逆にアルブミンは異常に低値になります。
 +
 +**異常な場合に疑われる病気 [#w4afcfbe]
 +-低値
 +慢性肝炎、肝硬変、転移性肝がん、農業中毒、劇症肝炎など。
 +-高値
 +ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症、脂肪肝、糖尿病、高脂血症、原発性肝がんなど。
  

  • コリンエステラーゼ のバックアップ差分(No. All)
    • 現: 2011-06-09 (木) 21:45:54 seriza
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