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オメプラール錠 の変更点 :: 医療 Wiki

illness:オメプラール錠 の変更点

  
現: 2012-01-24 (火) 13:42:34 seriza[3] ソース[4]
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 +*オメプラゾール (Omeprazole) [#a80d802a]
 +''プロトンポンプ・インヒビター''
 +-オメプラール錠 (製薬会社:アストラゼネカ株式会社)
 +**作用と効果 [#l91d8dbe]
 +胃酸分泌の最終過程であるプロトンポンプに作用し、胃酸分泌を抑制します。通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、Zollinger-Ellison症候群の治療、および逆流性食道炎の再発防止のための維持療法に用いられます。
 +また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃マルトリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリの除菌療法に、他の2種の抗菌剤と一緒に用いられます。
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 +**用法・用量 [#z962b9aa]
 +-胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎
 +通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)を1日1回服用します。胃潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間まで。必ず指示された服用方法に従ってください。
 +-非びらん性胃食道逆流症
 +通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用します。4週間まで。必ず指示された服用方法に従ってください。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法:通常、成人は1回1~2錠(主成分として10~20mg)を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
 +-ヘリコバクター・ピロリの除菌
 +通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)、アモキシシリン水和物750mgおよびクラリスロマイシン200mgもしくは400mgの3剤を同時に1日2回服用します。上記の除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)、アモキシシリン水和物750mgおよびメトロニダゾール250mgの3剤を同時に1日2回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
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 +飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間がせまっている場合は、1回分とばし、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
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 +**副作用 [#e9cd9b17]
 +主な副作用として、肝障害、下痢・軟便、白血球減少(のどが痛い・発熱・口内炎)、味覚異常、発疹やかゆみといった過敏症などが報告されています。
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 +***稀な副作用 [#q9fc552e]
 +-ショック、アナフィラキシー様症状
 +呼吸困難、蕁麻疹、顔・くちびる・舌などがはれる
 +-急性肝不全、黄疸
 +全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
 +-視力障害
 +物が見えにくい、眼がかすむ、視野がせまくなる
 +-間質性腎炎、急性腎不全
 +尿量減少、むくみ、全身倦怠感
 +-横紋筋融解症
 +手足の筋肉の痛み、こわばり、赤褐色尿
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 +**ジェネリック医薬品 [#za20b63e]
 +-オブランゼ錠 (製薬会社:ゼリア新薬工業株式会社)
 +-オブランゼ錠 (製薬会社:大洋薬品工業株式会社)
 +-オメラップ錠 (製薬会社:日医工株式会社)
 +-オメプラゾール錠 (製薬会社:共和薬品工業株式会社)
  

  • オメプラール錠 のバックアップ差分(No. All)