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タミフルカプセル のソース :: 医療 Wiki

illness:タミフルカプセルのソース

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*オセルタミビルリン酸塩(Oseltamivir phosphate) [#l22ed1dd]
''抗インフルエンザウイルス剤''
-タミフルカプセル (製薬会社:中外製薬株式会社)
-タミフルドライシロップ (製薬会社:中外製薬株式会社)

**作用と効果 [#taf1bb82]
インフルエンザウイルスに感染した細胞からウイルスが遊離するのを阻害することによりウイルスの増殖を抑えます。 通常、A型またはB型インフルエンザウイルス感染症の治療に用いられます。

**用法・用量 [#o3a6f5fd]
-タミフルカプセル
通常、成人および体重37.5kg以上の小児は1回1カプセル(オセルタミビルとして75mg)を1日2回、5日間服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
--10歳以上の未成年の患者さんでは、合併症、既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則としてこの薬を服用することはできません。

インフルエンザウイルス感染症でも、発熱、鼻汁、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、咳、食欲減退、だるい、寒気がする、下痢といった症状が起こり、副作用との鑑別が難しい場合があります。

-タミフルドライシロップ
通常、成人は1回2.5g(オセルタミビルとして75mg)を1日2回、5日間、用時懸濁して服用します。 通常、幼小児は1回66.7mg/kg(オセルタミビルとして2mg/kg)を1日2回、5日間、用時懸濁して服用します。ただし、1回最高用量はオセルタミビルとして75mgとされています。 必ず指示された服用方法に従ってください。
--水に混ぜて飲む場合は、1回量ずつ水に混ぜ、混ぜたら放置せずにすぐに飲んでください。
--薬剤が容器の中に残った場合は、水を少し足して、飲み残しがないようにしてください。
--なお、粉のまま飲む場合は、1回量の薬剤を水またはぬるま湯と一緒に飲んでください。
--10歳以上の未成年の患者さんでは、合併症、既往歴などからハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則としてこの薬を服用することはできません。

インフルエンザウイルス感染症でも、発熱、鼻汁、喉の痛み、筋肉痛、頭痛、咳、食欲減退、だるい、寒気がする、下痢といった症状が起こり、副作用との鑑別が難しい場合があります。

**副作用 [#m0bb7675]
主な副作用として、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、ショック、アナフィラキシー様症状、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、急性腎不全、精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)、出血性大腸炎などが報告されています。

***重大な副作用 [#ee33c631]
-ショック、アナフィラキシー様症状
冷や汗、めまい、しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、じんましん、判断力の低下、血の気が引く、動悸、息切れ、息苦しい、からだがだるい、考えがまとまらない、ほてり、意識がうすれる、ふらつき
-肺炎
発熱、悪寒、咳やたんが出る、息切れ
-劇症肝炎、肝機能障害、黄疸
発熱、意識がなくなる、意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、頭痛、羽ばたくような手のふるえ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が黄色い、からだがだるい、かゆみ、食欲不振、吐き気、嘔吐 
-皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)
からだがだるい、発熱、まぶたや目の充血、結膜のただれ、唇や口内のただれ、食欲不振、赤い発疹、中央にむくみをともなった赤い斑点、全身の赤い斑点と破れやすい水ぶくれ(水疱)、陰部の痛み、関節の痛み
-急性腎不全
尿量が減る、尿がでない、意識の低下、疲れやすい、頭痛、からだがだるい、息苦しい、からだのむくみ、眼がはれぼったい
-白血球減少
発熱、のどの痛み
-血小板減少
鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざができる、皮下出血 
-精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等)
意識の低下、考えがまとまらない、判断力の低下、普段と違うとっぴな行動をとる、異常行動、実際にはない物が見えたり聞こえたりするように感じる、根拠のない思い込み、非現実的なことを強く確信する、けいれん
-出血性大腸炎、虚血性大腸炎 
下痢、激しい腹痛、血が混ざった便

**ジェネリック医薬品 [#d00633f3]
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