ページへ戻る

− Links

 印刷 

ペンタサ錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:ペンタサ錠のソース

« Prev[3]  
#norelated
#contents
*メサラジン(Mesalazine) [#yd58ddd0]
''潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤''
-ペンタサ錠(製薬会社:杏林製薬株式会社)

**作用と効果 [#saf3f29e]
炎症細胞から放出される活性酸素を消去し、ロイコトリエンの合成を抑制することにより、炎症の進展や組織の障害を抑制し、腹痛、血便などを改善します。通常、潰瘍性大腸炎、クローン病の治療に用いられます。


**用法・用量 [#q4f441db]
-潰瘍性大腸炎
--(成人)通常、1回主成分として500mgを1日3回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減され、1日2,250mgが上限とされていますが、活動期には必要に応じて1回2,000mgを1日2回の服用となることがあります。
--(小児)通常、1日主成分として体重当たり30~60mg/kgを3回に分けて食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日2,250mgが上限とされています。
-クローン病
--(成人)通常、1回主成分として500~1,000mgを1日3回食後に服用します。
--(小児)通常、1日主成分として体重当たり40~60mg/kgを3回に分けて食後に服用します。

成人小児とも年齢・症状により適宜減量されます。この薬は1錠中に主成分250mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。この薬は二分割して服用できますが、放出を調節している製剤なので、かまずに服用してください。

飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。


**副作用 [#l0a78846]
副作用として、発疹、吐き気、下痢、腹痛、下血・血便、発熱、尿着色などが報告されています。


***稀な副作用 [#ldd2e349]
-過敏性肺障害
発熱(37〜38℃)、呼吸困難、から咳
-心筋炎、心膜炎、胸膜炎
胸部痛、発熱、呼吸困難
-間質性腎炎、ネフローゼ症候群、腎機能低下、急性腎不全
発熱、尿量減少、呼吸困難
-再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少症
貧血傾向、出血傾向、発熱
-膵炎
激しい上腹部または腰背部の痛み、発熱、吐き気・嘔吐

**同じ成分の医薬品 [#q680d82b]
-ペンタサ顆粒
-アサコール錠
-リアルダ錠
-ペンタサ坐剤
-ペンタサ注腸

**ジェネリック医薬品 [#d9006214]
-メサラジン錠
-メサラジン顆粒
-メサラジン腸溶錠
-メサラジン注腸

« Prev[3]