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エンドキサン錠 のソース :: 医療 Wiki

illness:エンドキサン錠のソース

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#norelated
#contents
*シクロホスファミド水和物 (Cyclophosphamide hydrate) [#i406336e]
''アルキル化剤''
-エンドキサン錠 (製薬会社:製造販売元 塩野義製薬株式会社/提携 ドイツ バクスター社)

**作用と効果 [#f5b2ab58]
DNA合成を阻害し、抗腫瘍効果、免疫抑制効果などを示します。
通常、乳がん、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫などの各種がんの治療、治療抵抗性のリウマチ性疾患の治療に用いられます。

-下記疾患の自覚的並びに他覚的症状の緩解
多発性骨髄腫、悪性リンパ腫(ホジキン病、リンパ肉腫、細網肉腫)、乳癌
急性白血病、真性多血症、肺癌、神経腫瘍(神経芽腫、網膜芽腫)、骨腫瘍
ただし、下記の疾患については、他の抗腫瘍剤と併用することが必要である。
慢性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、咽頭癌、胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌、睾丸腫瘍、絨毛性疾患(絨毛癌、破壊胞状奇胎、胞状奇胎)、横紋筋肉腫、悪性黒色腫

-細胞移植に伴う免疫反応の抑制
-全身性ALアミロイドーシス
-治療抵抗性の下記リウマチ性疾患
全身性エリテマトーデス、全身性血管炎(顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、結節性多発動脈炎、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎等)、多発性筋炎/皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、及び血管炎を伴う難治性リウマチ性疾患

-ネフローゼ症候群(副腎皮質ホルモン剤による適切な治療を行っても十分な効果がみられない場合に限る。)


**用法・用量 [#nce4c6c1]



-自覚的並びに他覚的症状の緩解
--単独で使用する場合
通常、成人にはシクロホスファミド(無水物換算)として1日100~200mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

--他の抗腫瘍剤と併用する場合
単独で使用する場合に準じ、適宜減量する。

-細胞移植に伴う免疫反応の抑制
再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。

-全身性ALアミロイドーシス
他の薬剤との併用において、通常、成人にはシクロホスファミド(無水物換算)として週1回300mg/m2(体表面積)を経口投与する。投与量の上限は、1回量として500mgとする。

-治療抵抗性のリウマチ性疾患
通常、成人にはシクロホスファミド(無水物換算)として1日50~100mgを経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

-ネフローゼ症候群
--通常、成人にはシクロホスファミド(無水物換算)として1日50~100mgを8~12週間経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

--通常、小児にはシクロホスファミド(無水物換算)として1日2~3mg/kgを8~12週間経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、通常1日100mgまでとする。原則として、総投与量は300mg/kgまでとする。

**副作用 [#r2f7f403]
主な副作用として、悪心、嘔吐、発疹、脱毛、倦怠感などが報告されています。

***重大な副作用 [#z3f75eab]
-ショック、アナフィラキシー
血圧低下、呼吸困難、喘鳴、蕁麻疹、不快感等があらわれることがある。
-骨髄抑制
汎血球減少、貧血、白血球減少、血小板減少、出血があらわれることがある。
貧血症状、発熱、出血傾向 
-出血性膀胱炎、排尿障害
排尿時痛、頻尿、血尿
-イレウス、胃腸出血
便秘、激しい腹痛、吐血、黒色便
-間質性肺炎、肺線維症
息苦しい、発熱、から咳
-心筋障害、心不全
息切れ、咳、胸痛、むくみ
-抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがある。
-中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
-肝機能障害、黄疸
-急性腎障害
急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。
-横紋筋融解症
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
-
-
***その他の副作用 [#gd092408]
乏尿による尿浸透圧の上昇、蛋白尿、浮腫等、悪心・嘔吐、発疹、脱毛、皮膚炎、色素沈着、爪の変形・変色、倦怠感、低ナトリウム血症 等が報告されています。


//|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):5%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):1~5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):1%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
//|血液及びリンパ系障害|-|-|-|-|
//|肝臓|-|-|-|-|
//|肝胆道系|-|-|-|-|
//|腎臓|-|-|-|-|
//|膵臓|-|-|-|-|
//|泌尿器|-|-|-|-|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
//|精神神経系|-|-|-|-|
//|精神系|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|
//|感覚器|-|-|-|-|
//|眼|-|-|-|-|
//|耳|-|-|-|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
//|循環器・心臓|-|-|-|-|
//|血管|-|-|-|-|
//|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|-|-|-|
//|消化器|-|-|-|-|
//|皮膚・皮下組織系|-|-|-|-|
//|過敏症|-|-|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
//|代謝及び栄養|-|-|-|-|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-|
//|全身|-|-|-|-|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|傷害、中毒及び処置合併症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
//|その他|-|-|-|-|
//|臨床検査|-|-|-|-|




//**ジェネリック医薬品
//-(製薬会社:)

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