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ランタス注 のソース :: 医療 Wiki

illness:ランタス注のソース

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*日局インスリングラルギン(遺伝子組換え)(Insulin Glargine Genetical Recombination) [#fcca72eb]
''持効型溶解インスリンアナログ製剤''
-ランタス注100単位/mL (製薬会社:サノフィ株式会社)

**作用と効果 [#a9bd4985]
ヒトインスリンのアナログ(アミノ酸配列が異なるインスリン)で、肝におけるグルコース産生を阻害したり、筋肉や脂肪組織へのグルコースの取り込みを促進して血糖値を下げます。
通常、インスリン療法が適応となる糖尿病の治療に用いられます。

**用法・用量 [#xcb83ddd]
通常、成人は、初期は1回4~20単位を1日1回使い捨て注射器で皮下注射しますが、ときに他のインスリン製剤を併用することがあります。注射時刻は朝食前または就寝前のどちらかで、毎日一定としてください。注射量は症状や検査所見に応じて増減されますが、その他のインスリン製剤の注射量を含めた維持量は、通常1日4~80単位です。ただし、必要により80単位を超えて使用することがあります。

必ず指示された注射方法に従ってください。上腕部、大腿部、腹部、腰部などに皮下注射しますが、同一部位内では前回より2~3cm離し、静脈を避けて注射してください。

注射を忘れた場合は、担当の医師に相談してください。絶対に2日分を一度に注射しないでください。誤って多く注射した場合は、すぐに担当の医師または薬剤師に相談してください。医師の指示なしに、自分の判断で注射を止めないでください。

**生活上の注意 [#a59425de]
指示された食事療法・運動療法をきちんと守ってください。

高所での作業や自動車の運転など、危険を伴う作業に従事しているときに低血糖を起こすと、事故につながるおそれがありますので、特に注意してください。

食事を摂らなかったり、激しい運動をすると、低血糖を起しやすく、低血糖が続くと死亡事故につながることがあります。低血糖の予防と処置法(症状がみられたら直ちに砂糖、ジュースなどを補給する)に十分注意し、必ず家族やまわりの方に知らせておいてください。

**副作用 [#r5ec4782]
主な副作用として、低血糖、糖尿病網膜症の顕在化または増悪、発疹、注射部位の疼痛、体重増加および無力症などが報告されています。

***稀な副作用 [#wff25cfb]
-低血糖
脱力感、強い空腹感、冷汗
-ショック、アナフィラキシー
全身皮膚反応(発疹)、血管神経性浮腫(まぶた・口唇の腫れ)、気管支痙攣

***保管方法その他 [#nadf462e]
乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。未使用のランタス注100単位/mLは凍結を避け、2~8℃で遮光して保管してください。使用開始後、冷蔵庫で保管できない場合は、遮光して室温保管してください。

使用開始後4週間を超えたものは使用しないでください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
**ジェネリック医薬品 [#pa345fa7]
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