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アービタックス注射液 のソース :: 医療 Wiki

illness:アービタックス注射液のソース

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#contents
*セツキシマブ(遺伝子組換え)(Cetuximab genetical recombination) [#gc600b21]
''抗悪性腫瘍剤 抗ヒトEGFR モノクローナル抗体''

--EGFR
Epidermal Growth Factor Receptor (上皮細胞増殖因子受容体)
-アービタックス注射液 (製薬会社:メルクセローノ株式会社)

**作用と効果 [#o0952b84]
がん細胞の増殖に関連する因子(EGFR:上皮細胞増殖因子受容体)を阻害することにより、がん細胞の増殖や分化を抑えます。


RAS 遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌
頭頸部癌

**用法・用量 [#xec2b8da]

通常、成人には週1回、セツキシマブ (遺伝子組換え) として、初回は400mg/m2 (体表面積) を2時間かけて、2回目以降は250mg/m2 (体表面積) を1時間かけて点滴静注する。なお、患者の状態により適宜減量する。

**生活上の注意 [#g46c852d]
注射の後、皮膚症状の発現や悪化を防ぐために、皮膚の清潔を心がけ、十分に保湿しましょう。入浴、シャワーのときにはぬるめのお湯を使い、長時間の入浴、シャワーは避けましょう。入浴、シャワー後はできるだけ「早め」に、「十分」に保湿してください。また、体を洗う時は低刺激のものを使用し、皮膚を強くこすらないよう優しく洗ってください。

身につけるものは締め付けず、ゆったりとした衣類や靴を選ぶ、外出する時は十分な紫外線対策をするなど、皮膚への刺激をなるべく避けるようにしてください。
**副作用 [#qf209d1f]
主な副作用として、ざ瘡、皮膚乾燥、発疹、下痢、そう痒症、食欲不振、吐き気、疲労、粘膜の炎症、ざ瘡様皮膚炎、爪囲炎、口内炎などが報告されています。

***重大な副作用 [#n6011767]
-重度のインフュージョン・リアクション(infusion reaction 薬剤注入に伴う反応)
重度のinfusion reactionとして、気管支痙攣、蕁麻疹、低血圧、意識消失又はショックを症状としたアナフィラキシー様症状があらわれることがある。

-重度の皮膚症状
--皮膚症状
主にざ瘡様皮疹、皮膚の乾燥及び亀裂、続発する炎症性及び感染性の症状 (眼瞼炎、口唇炎、蜂巣炎、嚢胞等)があらわれることがある。
皮膚症状 (主にざ瘡様皮疹) 発現後に、切開排膿を要する膿瘍、壊死性筋膜炎や黄色ブドウ球菌敗血症等を合併することがある。

-間質性肺疾患
咳が出る、息切れする、熱がある、倦怠感(だるさ)がある
-心不全
胸が痛い、胸が苦しい(狭心症、心筋梗塞などの症状)
-重度の下痢
腹痛、激しい下痢、脱水
-血栓塞栓症
深部静脈血栓症、肺塞栓症等があらわれることがある。
息苦しい、胸が苦しい、ふくらはぎを押すと痛む
-感染症
肺炎、敗血症などの症状

***その他の副作用 [#d622bc95]
|BGCOLOR(#d3d3d3):副作用|BGCOLOR(#dcdcdc):10%以上|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5~10%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):0.5%未満|BGCOLOR(#dcdcdc):頻度不明|
|血液及びリンパ系障害|-|白血球減少症、好中球減少症、ヘモグロビン減少、血小板減少症、リンパ球減少症|白血球増加症、好中球増加症|-|
|肝臓|-|ALT (GPT) 上昇、AST (GOT) 上昇、Al-P上昇|血中ビリルビン増加|-|
//|肝胆道系|-|-|-|-|
//|腎臓|-|-|-|-|
//|泌尿器|-|-|-|-|
//|生殖系及び乳房|-|-|-|-|
|精神神経系|-|末梢神経障害|不眠症、頭痛|-|
//|精神系|-|-|-|-|
//|神経系|-|-|-|-|
//|感覚器|-|-|-|-|
|眼|-|結膜炎、角膜炎|眼瞼炎|-|
//|耳|-|-|-|-|
//|鼻腔|-|-|-|-|
//|錐体外路症状|-|-|-|-|
|循環器・心臓|-|-|心筋梗塞|-|
//|血管|-|-|-|-|
|呼吸器・胸郭および縦隔障害|-|呼吸困難、鼻出血|喀血、咳嗽|-|
|消化器|下痢|口内炎、食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、腹痛|消化不良、歯槽出血、吐血|-|
|皮膚・皮下組織系|ざ瘡/ざ瘡様皮膚炎、皮膚乾燥、発疹、爪囲炎、そう痒症|皮膚亀裂、脱毛症、皮膚反応、口唇炎、爪の障害、手足症候群、蕁麻疹、皮膚障害、剥脱性皮膚炎、毛髪障害|-|皮膚毒性、多毛症|
//|過敏症|-|-|-|-|
//|下垂体・副腎皮質系|-|-|-|-|
//|免疫系|-|-|-|-|
|代謝及び栄養|低マグネシウム血症|低カルシウム血症、低アルブミン血症、低カリウム血症、低ナトリウム血症|脱水、低リン酸血症、総蛋白減少、血中アミラーゼ増加|-|
//|体液・電解質|-|-|-|-|
//|内分泌|-|-|-|-|
//|筋骨格系及び結合組織障害|-|-|-|-|
|全身|-|倦怠感、疲労、発熱、体重減少、粘膜の炎症、浮腫、悪寒|疼痛 (皮膚・筋肉等)、無力症、PO2低下|-|
//|投与部位|-|-|-|-|
//|適用部位|-|-|-|-|
//|感染症|-|-|-|-|
//|抵抗機構|-|-|-|-|
|その他|放射線性皮膚炎|過敏症|尿蛋白、C-反応性蛋白増加、血尿、尿中ウロビリン陽性、尿中血陽性、卵巣嚢胞破裂|遅発性放射線障害|
//|臨床検査|-|-|-|-|

**ジェネリック医薬品 [#l0e4f777]
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