#norelated #contents *心シンチ RI検査 シンチグラフィー[#j9c1577c] 静脈に放射性同位元素を注射し、放出される放射線を撮影して、放射線量をコンピューター処理して画像にし、心臓の血液の流れを映し出す検査です。 放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を使用するので、RI検査とかシンチグラフィーともいわれ、甲状腺や肝臓、骨などの病気の検査にも用います。 **何がわかるのか [#qb0766a8] -心プール検査 心臓の機能すなわちポンプとしての働き具合を調べます。 心臓の壁の運動や左質駆出率などの心機能がわかり、心筋梗塞や心不全の病状の把握に役立ちます。 -心筋シンチ検査 心臓の筋肉を養っている冠状動脈や心筋の中の細い血管などの血液の流れを調べます。のにが行われます。 心筋の血液の流れを映し出されるので、心筋梗塞の有無や広がりを診断することが出来ます。 -運動負荷心電図検査 心臓に負荷がかかったときの心機能や狭心症で心筋に虚血の起こっている場所などがわかります。 **どのような検査か [#r565c5f6] 放射性物質を使うため特別な検査室で行います。上半身を裸にして検査台に仰向けに寝ます。放射性同位元素の入った薬剤を静脈注射し、シンチカメラで心臓の部分を撮影します。所要時間は約30分程ですが、負荷試験の場合は3時間ほど間をおいて再度検査することがあります。 静脈注射の痛み以外に苦痛はありません。放射性物質を使用しますが放射線量はわずかですので、人体へ影響する害はほとんどありません。但し、妊婦の場合は原則的に行いません。通院で行えます。 **検査を受ける時の注意 [#ea3672a0] -飲食は検査の2時間前から禁止です。 -胸部をすぐに出せる服装が好ましい。 -撮影中は動かないようにします。 -妊娠中あるいは妊娠の可能性のある女性は、必ず申し出て下さい。 **検査結果の判定 [#q65927f1] -心プール検査 心臓の壁の動きの異常や左質駆出率の低下など心不全の程度がわかります。 -心筋シンチ検査 心筋の血管の映っていない部分を見ることによって心筋梗塞の場所や広がりが分ります。 負荷試験を行えば狭心症で血管の狭くなっている部分や虚血の範囲も明らかになります。特殊なアイソトープを使うことにより心筋症を診断したり糖尿病による心筋障害なども検出することが出来ます。 **異常な場合に疑われる病気 [#bf1b8f4b] 狭心症、心筋梗塞、心肥大、心拡大、心不全、心筋症など。
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