刺激惹起性多能性獲得細胞(しげきじゃっきせいたのうせいかくとくさいぼう、英: Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells)は、動物細胞に外部から強い刺激を与えて分化多能性を持たせた細胞である。英語名の頭字語から STAP細胞とも呼ばれる。
STAP細胞は、iPS細胞では作ることができない胎盤を含むすべての細胞に分化できる。
STAP細胞を胚盤胞に移植すると、キメラ個体を形成する。胎盤の形成は可能であるが胎仔を形成できない宿主の胚盤胞を用いた場合、注入されたSTAP細胞のみから胎仔全体が形成される。