ページへ戻る

− Links

 印刷 

ORAI1遺伝子 :: 医療 Wiki

illness:ORAI1遺伝子

ページ内コンテンツ
  • 概要

概要 anchor.png[1]

細胞膜上のカルシウム(Ca2+)チャンネル分子の1つであるORAI1タンパク質をコードする(作る)遺伝子。

細胞質内にある膜性の袋状細胞小器官・小胞体内部のCa2+イオン濃度が低下すると、ORAI1タンパク質は小胞体膜上のセンサータンパク質(STIM1など)との相互作用により、Ca2+イオンを細胞外から細胞内に通す活性型に変化する。
ORAI1遺伝子の変異による常染色体劣性の「原発性免疫不全症候群」は、免疫細胞の1つT細胞が抗原提示を受け活性化する際のORAI1タンパク質を通じたCa2+イオン流入の障害により起こることが知られている。


Last-modified: 2016-01-21 (木) 15:22:21 (JST) (3026d) by kondo