アルブミン/グロブリン比
血清に含まれるタンパク質は主にアルブミンとグロブリンですが、このグロブリンに対するアルブミンの比率を調べることによって肝臓病などの病気の診断や重症度の判定をします。
何がわかるのか
アルブミンはすべて肝臓でつくられますが、基準値を超えて高くなることはありません。ですからアルブミンの産生が減ったり、流出したり、グロブリンの産生が異常に増えたりすることがあれば、必ずA/G比が低下します。A/G比が下がればタンパク代謝の異常をきたす病気があり、下がり方が大きければ病気も病気も重症であると考えられます。
どのような検査か
血液を採取して調べます。
検査を受ける時の注意
食事の影響は受けませんが、血液を採取して他の検査も行われますから、当日は飲食しないで採血します。
検査結果の判定
基準値よりも低ければ、タンパク代謝の異常があり、下がり方が著しければ重症であると考えられます。
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初版日時: 2011-05-22 (日) 18:16:09
最終更新: 2011-06-22 (水) 11:45:50 (JST) (4684d) by kondo
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