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顎骨腫瘍 :: 医療 Wiki

illness:顎骨腫瘍

ページ内コンテンツ
  • 概要
    • 分類
    • 症状
    • 診療科
    • 診断
    • 病期 ステージ
    • 合併症
    • 治療法

概要 anchor.png[1]

良性の歯原性腫瘍で顎骨内に発生します。
口腔腫瘍の約10%を占め、下顎骨の大臼歯(だいきゅうし)から下顎枝部に発生します。原因は不明で、男女差は無く、20~30代で多く発症します。

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分類 anchor.png[2]

  • 良性腫瘍
    歯原性腫瘍 エナメル上皮腫 下顎臼歯部に好発します。周囲の歯には歯根のないフカット状の吸収や傾斜がみられます。
    下歯槽管も圧迫・吸収を受けます。頬舌的な膨隆が多く認められます。
  • 腺様歯原性腫瘍
    上顎前歯部に好発します。単房性の透過像内に小石灰化物が散在します。
    埋伏歯が関係する場合、歯根の一部あるいは全部が透過像に含まれます。
  • 歯原性石灰化上皮腫
    エナメル上皮腫の所見に加えて、種々の大きさの塊状石灰化物が認められます。
    • 歯原性線維腫
      下顎大臼歯部に好発します。関連する歯牙の欠如や埋伏が認められる。通常は単房性の嚢胞様透過像を示します。
    • 歯原性粘液腫
      下顎臼歯部に好発します。通常多房性のX線透過像を示すことが多い。格子状隔壁が認められます。
  • セメント質腫
    セメント質腫は通常、WHOの分類によって次の4つに分けられます。 良性セメント芽細胞腫 下顎臼歯部に好発します。
    通常、歯根に連続したX線不透過像です。 セメント質形成性線維腫 根尖部にX線透過像がみられ、その内部に石灰化物が認められます。
    • 根尖性セメント質異形成症
      歯槽硬線から連続するX線透過像を示します。初期ではX線透過像だが、徐々にX線不透過像となります。
    • 巨大型セメント質腫
      不規則なX線不透過像を示します。 歯牙腫 集合性歯牙腫 集合性歯牙腫は、周囲に骨硬化像を伴った大小様々な変形した歯の集合体である。
  • 複雑性歯牙腫
    周囲に骨硬化像を伴った小さな石灰化物の集合体です。石灰化物には歯の構成成分が含まれます。
  • 非歯原性腫瘍
    • 化骨性線維腫
      セメント質形成性線維腫と区別しにくい場合があります。境界明瞭なX線不透過像を示します。
  • 線維性骨異形成症
    スリガラス状の境界不明瞭なX線不透過像を示します。 巨細胞腫 下顎前歯部に発生する多房性のX線透過像を示します。
  • 血管腫
    骨硬化縁を伴う辺縁不規則なX線透過像を示します。
  • 神経鞘腫 下顎神経に発生した場合、下歯槽管を拡張させた長い楕円形のようなX線透過像を示します。
  • 悪性腫瘍
    歯肉に生じる歯肉癌
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症状 anchor.png[3]

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診療科 anchor.png[4]

口腔外科

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診断 anchor.png[5]

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病期 ステージ anchor.png[6]

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合併症 anchor.png[7]

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anchor.png[8]

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治療法 anchor.png[9]


Last-modified: 2015-12-18 (金) 14:48:58 (JST) (3051d) by kondo