私たちの顔が個々人で異なるように、ヒトゲノムの全配列約30億塩基対は一人一人を比較すると、塩基配列に違いがみられる。
このうち、集団内での頻度が1%以上のものを遺伝子多型と呼ぶ。
その代表的なものとして一塩基(アデニン:A、チミン:T、グアニン:G、シトシン:C)の違いによる一塩基多型[1](SNP: Single Nucleotide Polymorphism、スニップ)がある。
300塩基に1個のSNPがあり、ヒトゲノム全体で約1,000万カ所、遺伝子領域では100万カ所あると考えられている。遺伝子領域にあるSNPは、作られるタンパク質の時期や量、機能に違いを生み出すことがある。
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