腹部に小さな切開を行い、そこから細い筒状の内視鏡を挿入して、腹部の臓器を直接観察したり、組織を採取して組織細胞診(生検)を行います。
肝臓、胆嚢、胆管、腹膜、卵巣、卵管などの臓器を直接観察して、確定診断の材料にします。また、疑わしい細胞組織を採取して生検を行いがんなどの確定診断を行います。胆嚢や卵巣嚢腫などの摘出手術も行われます。
局所麻酔をして、腹部の毛を剃り消毒して、針をさして腹腔に空気を入れて膨らませた後、小さな切開をし、そこから腹腔鏡を挿入し中を観察します。組織を採取するときは、装置を腹腔鏡を通じて挿入し採取します。検査時間は1時間程度ですが、少なくとも一日入院が必要です。