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腹腔鏡検査 :: 医療 Wiki

illness:腹腔鏡検査

ページ内コンテンツ
  • 腹腔鏡
    • 何がわかるのか
    • どのような検査か
    • 検査を受ける時の注意
    • 検査結果の判定
    • 異常な場合に疑われる病気

腹腔鏡 anchor.png[1]

腹部に小さな切開を行い、そこから細い筒状の内視鏡を挿入して、腹部の臓器を直接観察したり、組織を採取して組織細胞診(生検)を行います。

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何がわかるのか anchor.png[2]

肝臓、胆嚢、胆管、腹膜、卵巣、卵管などの臓器を直接観察して、確定診断の材料にします。また、疑わしい細胞組織を採取して生検を行いがんなどの確定診断を行います。胆嚢や卵巣嚢腫[3]などの摘出手術も行われます。

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どのような検査か anchor.png[4]

局所麻酔をして、腹部の毛を剃り消毒して、針をさして腹腔に空気を入れて膨らませた後、小さな切開をし、そこから腹腔鏡を挿入し中を観察します。組織を採取するときは、装置を腹腔鏡を通じて挿入し採取します。検査時間は1時間程度ですが、少なくとも一日入院が必要です。

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検査を受ける時の注意 anchor.png[5]

前日の夕食後から絶食します。当日は、点滴と浣腸を行います。局所麻酔をしますが多少の痛みがありますので、痛みが強いときや、腹部が張って苦しいときは申し出てください。
翌日まで安静にして、排尿はベッドで行います。

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検査結果の判定 anchor.png[6]

観察の結果は、その場でわかりますが、組織細胞診は結果が出るまで1週間かかります。

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異常な場合に疑われる病気[7] anchor.png[8]

慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん[9]、胆嚢炎、胆嚢がん、脂肪肝、腹膜炎、卵巣嚢腫[3]卵巣がん[10]、卵管の通過障害など。


Last-modified: 2011-05-25 (水) 19:41:00 (JST) (4729d) by seriza